「冬はこの色がいい」 GISELe表紙担当のヘアメイクがよく使うネイルカラー

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誌面をよく見ると、企画によってネイルの色が違う。そこにはいったいどんな意図があるのか。へア&メイク陣の頭の中が知りたくて取材。ネイルをほどこす行為に深みが増すエピソードとは?


ヘア&メイクによる「手先の見解」


プロたちはネイルをどんな存在ととらえているのだろう。服やほかのメイクとのバランスをどのくらい考え、色選びをしているのだろう。GISELeにたずさわるヘア&メイクに、その理論をヒアリング。


塩沢延之さん
【PROFILE】mod’s hair所属。GISELeの表紙を毎号担当。ヘアとメイクの力の入れどころ、抜きどころのバランスが絶妙。


「赤いネイルが1本あればいい」

Q.現場に持ち込むネイルの本数は?
41本


Q.使用頻度の高いブランドって?
CHANEL(シャネル)


「重要視するのはヘアとメイクのバランスなので、ネイルは完成した顔まわりへの微調整役ととらえています

すっぴん風メイクに洒落感を出すため、キャッチーなアイメイクの力を抜くため、ドレスアップした夜のムードを強調するためと、ネイルを活用する目的はさまざま

だからといって、色を使い分ける必要はなく、極論を言えばCHANEL(シャネル)の赤のように鮮やかで上品なネイルがひとつあれば、どんなシーンやメイクにも合う手元がつくれると考えています。

ナチュラルメイクのときは、爪の両サイドをわざとあけてスクエア形に塗り、大人っぽさをプラス。しっかりメイクをした日は、短く整えた爪に丸く塗ってカジュアルに。塗り方次第で、印象を変えられます



Q.モデルやスタッフにほめられる1色は?
CHANEL(シャネル)のパステルカラー。遊びがあるのに上品だから。



(ネイルを実際つけてみたら…?)
≫「CHANELのパステルカラー」誌面で使用した実例集