暖かくなるにつれて増えてくる軽装に、キレイを補う目的で手が伸びる白シャツ。スタンダードなアイテムゆえに「まじめすぎる」「どこか垢抜けない」ことも。1枚で使ってもさまになる、着回すたびにアイディアが増える。着回しが長続きする「1st白シャツ」選びの視点をお届け。
重ねる前提で「生地・えり・色みをチェック」
きちんと感を出せる、トーンを明るくする、清潔感を足す…など、「ポジティブな要素を加える」ことが多いから、カジュアルなスウェットやカーディガンを重ねることを頭に入れて品定め。1枚目の白シャツを選ぶ際に試着室で見るべきポイントは、上質な生地感、重ねた時に見えるえりやデザイン、白の中でも明るい色みの大きく3つ。
POINT1_キレを生む「適度なハリ感」
スウェットやニットをかぶってラクに装いたいときにそれとないきちんと感を加えられる、厚みやハリのある生地感。すそや首元からのぞいた際に、ぺらぺらしすぎず立体感のあるシルエットが出るものを選ぶと、ただ重ねた感なく洗練して見える。
POINT2_カジュアルなアイテムに「埋もれないえり元やそで口」
えりやそで口など、シャツの中でも先端のデザインに注目。重ねた時にえりだけ浮かないちょうどいいサイズ感、インナーとしても溶け込みすぎないそでのディティールなど。カジュアル感の強いあせたデニムやロゴスウェットでも品よく見せられるポイントの有無にフォーカス。
POINT3_色に迷ったら「パキッとした白」を選択
オフホワイトなど、なじみのいいあいまいな色み。一見使いやすそうだけれど、1枚目の白シャツに限っては、明度の高いクリーンな白がオススメ。手持ちのアイテムのテイストにしばられず、存在感のある上下も特徴や利点を引き立てながら整えてくれる、中間色より都合のいい色。
「レイヤードにいい」白シャツの結論
【厳選シャツ2枚の詳細と着回し一覧】≫どこまでも着回せる「ベーシックなえりつきと白T感覚のバンドカラー」ふつう以上の着回し実例