上手な人の「夏のニットの使い方」キレイに見える「肌が引き立つ」選び方


肌が出る服を着ることがふえる、夏にもふさわしい「適度なぬくもり」。素肌をスタイリングの一部ととらえて、ニットやぬくもりのある小物を呼び戻す。シンプルスタイルに差がつく「季節はずれ」の発想を、新たなアイディアとして迎えて。



夏に可愛い「ウォームアップ」

「ぬくもりのある素材」の面積は小さくとどめるのが、夏に適したぬくもりとして成立させるための方程式。素肌ありきでニットの重みを味わう幸福感。直感で惹かれた「かわいい」は、夏を理由にあきらめない。



(CONTENTS)
【1】夏のニット・使い方3つの基本
【2】ニットを「肩に引っかけるようにして」
【3】キレイ色ニットとゴールドアクセ
【4】デコルテと暖かい素材
【5】「タンクを軸に」ニットで飾る
【6】素足がよろこぶファーサンダル
【7】心地よく羽織れるサマーニット



おさえておきたい「3つの使い方」

夏にニットを起用するときに、当てはめて着こなせば必然的にバランスよく整う3つの法則。カジュアルだけど女性らしい、ラクに見えてルーズじゃない、シンプルだけどオシャレに見えるコーディネートの実例。



【上はゆるく・下は短く】
ゆったりニットとショートパンツ

サマーニットをより軽快に見せ、ショートボトムに品を宿す。そんな相乗効果をかなえる白ネイビーの配色。きちんとしたイメージを作りやすい配色をあえてくずすことで、品とカジュアル、女性らしさのバランスがちょうどいいところに着地。


長そでとショートパンツ、白とネイビー、トップスは重め・ボトムは軽く。3つのハズれなきバランスアップ法則で、ごくシンプルな装いを完璧なバランスに。




【上は軽く・下は重く】
タンクトップとニットロングスカート

タンクトップやキャミソール、ノースリーブなど、軽く肌の出るトップスに対して、ボトムには少しの重厚感を求めたい。そんなときに起用したいのが、ニットスカート。ドレッシーなロング丈ならデザイン性に頼らずとも、簡単に女性らしくリラックスした装いに。




【外はゆるく・中は細く】
カーディガンとコンシャスなインナー

例えば、コンパクトなTシャツ+スキニーという細身の組み合わせにニュアンスを足せるカーディガン。透け感があるざっくりとした編み目ならロング丈+黒でも軽やか。モノトーンの緊張感を和ませながら羽織るだけで、ウエストまわりを隠しつつ縦に長くタイトな印象に導いてくれる。




【1】ニットジャケットを「肩に引っかけるようにして」

カーディガンのように着られて、それよりもきちんと見える薄手で柔らかいニットジャケット。適当に肩にかけて、着るというより小物のように飾る役割として抜擢。




白ノーカラージャケット 39,600円/デ・プレ よれにくい、しっかりと目の詰まったミラノリブのノーカラー。カーディガンのように軽く肌触りも抜群。両サイドのポケットも装いのアクセントに。




ネイビーニットブレザー 97,900円/SIDE SLOPE(HEMT PR) 紺ブレも落ち感のある薄手のニット素材なら、品の良さは保ったまま、脱力した印象に。わずかにツヤを含ませた生地も、洗練された雰囲気を演出。




【2】キレイ色ニットの羽織りとゴールドアクセ

キレイな色もニットならではのマイルドな発色と、抜けの出るインナーコンシャスな装いなら重く見えない。たとえば、ある意味似た色どうしの鮮やかなイエローとゴールド。イエローにはシルバーではなく、ぬくもりを足すようにゴールドをアレンジ。




ジャケット 31,900円/PHEENY 重たさとは無縁のビタミンカラー+ミニマルデザイン。カーディガン感覚で羽織れて着心地もいいフロントボタンのない、シンプルなノーカラー。デザインをそぎ落とし、飾りは目の覚めるようなライムグリーンのみ。




ピンクニットジャケット 41,800円/ルル・ウィルビー(アルアバイル) 淡色もぼやけない大きめのステッチ。ツイードで大人に寄せた、デニムに合わせたいピンク。ステッチでそれとなく輪郭をふちどり、かわいい色の間のびを防止。




ゴールドチェーンフープピアス 8,800円/ココシュニック オンキッチュ(ココシュニック) シルバーにゴールドコーティングを施したチェーンピアス。耳元で揺れる丸アズキチェーンは、カジュアルにはもちろん、パーティーシーンでも存在感を放ぐ。




ゴールドチェーンピアス 25,300円/シャルロット ウーニング(フラッパーズ) 形が定まらずたれ下がるフープ。いぶしたような味わい深いゴールド。




ゴールドスクエアピアス 39,600円/BONEE(エドストローム オフィス) フープピアスよりもシャープな印象をかもせるスクエアフォルム。クリップホールドタイプではずれにくいのもうれしい。




【3】「デコルテと対比させて」暖かい素材のヘッドウェア

ストロー素材だけが夏のハットの主役じゃない。ベアトップなど肌を露出するときこそ、ウールハットやキャップなど、重みのある素材が都合よく働く。まろやかな色づかいによって、大胆な肌見せでもどこか上品。




補整効果も期待できるドレープ感

黒ビスチェ 14,960円/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) 体に沿いつつシルエットはカバーできるありがたいデザイン。1枚で着ても。




ドラマチックなボリュームチュール

黒シアーキャミソール 49,500円/FUMIE TANAKA(ドール) 幾重にも重ねられたチュールに、胸下からのボリュームフレアが印象的。




ヴィンテージ風の浅い色合い

〈左〉バケットハット 8,800円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店) 味のあるチェックでカジュアル向き。〈右〉フラワーハット 5,500円/キャセリーニ 長め&太めのひもは結んでも、たらしても。




黒キャップ 13,200円/ラメゾンドリリス(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) 厚みのあるしっかりとした素材感。前方から見たときに幅を抑えた、小ぶりで上品なシルエット。キレイめなコーディネートに合わせても浮かずにちょうどいい。




【4】「タンクを軸に」ニットで飾る

たとえばコンパクトなタンクとクロシェハット。テイストは違えど、ニットで共通させることでシンプルすぎないカジュアルに。レトロなクロシェなら、プレーンなスタイリングに深みも見込める。


ルーズなほど心地いい。「気だるさを着る」感覚で

肩が落ちる「定まらないフォルム」のプルオーバーをいいことに、無造作な肌見せを。タンクやショートパンツなど「小さく効かせたクリアな白」がアクセントとして成立。




1枚でも重ねても重宝


カップつき白タンクトップ 16,500円/Graphpaper 自信が持てるカップつき。重ね着しても1枚でも。ボディをキレイに見せてくれる仕掛け。




端正なムードのダークネイビー

ネイビーボディスーツ 26,400円/BACCA(ビー エディション ニュウマン新宿店) 程よい厚みを持たせた、しっかりとした素材感。デニムのようなカジュアルボトムとも相愛。品のいい色みだから洗練された雰囲気に。




カジュアルすぎない繊細なテレコリブ

ベージュパッドつきタンクトップ 8,800円/MICA & DEAL(MICA & DEAL 恵比寿店) 高ストレッチのリブ素材でストレスフリーな着心地。細めのショルダー幅で上品な印象をかもせる。内側のアンダーバスト部分にゴムが配され、タンク形でもしっかりホールド。




【5】素足がよろこぶ「ファーつきサンダル」

ヌーディなアッパーやきゃしゃなストラップに映えるキャッチーなファーつき。遊び心のあるデザインも、シックな黒なら大人っぽさを保てる。




素足ではいても心地よい

茶ファーソールシューズ(3.5) 27,500円/CAMINANDO(グラビテート) かかとで素肌をのぞかせて、ファーを春へと引き寄せ。高級感を醸し出すビターなブラウンとゴールドビットの組み合わせ。




甲深デザインの重みを中和させる細長いフォルム

黒×ファーソールミュール(6) 14,900円/CHARLES & KEITH(CHARLES & KEITH JAPAN) ファーのふちどりであいたかかとのもの足りなさを補うぬくもりを。




【6】心地よく羽織れるサマーニット

気温差の変化にも柔軟に対応し、タンクやキャミなど肌感のあるトップスとも好相性。羽織るだけでコーディネートのバランスも整う夏に便利なニットは「羽織りもの」で投入。



「もっちりとした質感の」ハイゲージ

オフ白ニットジャケット 11,000円/シップス エニィ(シップス インフォメーションセンター) ベージュベアトップス 49,500円/ミラ ショーン バイ チカ キサダ(コロネット) ブルーパンツ 41,400円/セラー ドアー(untlim) 白イヤリング 9,900円/アビステ 白ベルト 7,480円/EVCON(1LDK apartments.) キャメル×白トートバッグ 13,200円/ヴィスク(S&T) パンプス 34,100円/ファビオ ルスコーニ(ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店) シワになりにくく、自宅でケアも可能。淡いブルーの存在感にしっとりとしたベージュで落ち着きを。




紺ブレ+白T+デニムを「ニットで脱力」

ネイビースクエアニットジャケット 29,700円/TICCA 白T 2,990円/Gap ブルークラッシュデニムパンツ 15,180円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド)  バッグ 3,490円/KOBE LETTUCE 生成りフラットシューズ 14,850円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)


ラフなTシャツ+ブルーデニムにジャケットをはおる定番の組み合わせをニットでアレンジ。力が抜けてやわらかいニット素材のジャケットだから、カジュアルなものどうしとなじみやすく、品のよさもそこなわない。「冬に必要なあたたかさ」にしばられない、春のニットスタイルに。




立体的なツイードニット

黒フリンジツイードニットジャケット 37,400円/アダワス(ショールーム セッション) 黒キャミベアトップ 5,940円/Nave(NAVE) 黒ベルトつきワイドパンツ 40,700円/ENFÖLD シルバーフープピアス 5,880円/アビステ


ニットながらドライな肌ざわりのファンシーモールが想像以上に軽い着心地。ボタンレスのフロントオープンデザインだから、動くたびにチラッとのぞく肌をアクセサリーがわりに。




細身なのにラクできる「ほどよく透ける」黒のロングカーディガン

黒ロングカーディガン 37,400円/BEIGE,(オンワード樫山 お客様相談室) 白キャミソール 4,490円/UNFILO 黒パンツ 25, 300円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル) ヘアバンド 8,800円/アルアバイル バッグ 71,500円/フランツロアー(アルアバイル) サンダル 16,500円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)


コンパクトなTシャツ+スキニーという細身の組み合わせにニュアンスを足せるカーディガン。透け感があるざっくりとした編み目ならロング丈+黒でも軽やか。モノトーンの緊張感を和ませながら羽織るだけで、ウエストまわりを隠しつつ縦に長くタイトな印象に導いてくれる。




レトロな飾り気に切れ味をもたらすショート丈

白手編みポンポンカーディガン 36,000円/シーニュ 白タンクトップ 29,700円/エクストリーム カシミア(ロク アオヤマ) ベージュパンツ 11,000円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) バッグ 25,300円/モルミルス(プレインピープル青山) フラットシューズ 19,800円/オデット エ オディール(オデット エ オディール 新宿店)


インナーのタンクトップもニットというニットonニットにチノパンツを合わせたラフな装い。パンツのセンタープレスでキレイめにシフト。




羽織り兼用のワンピースで

すらりと見える直線シルエット

黒2WAYニットロングワンピース 39,600円/ゲミニー(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) 柔らかく薄手の軽いニット素材。黒で縦長というドレッシーな印象に反して、受け入れ幅の広いカーディガンタイプ。着くずしてもキレイを保てるから、カジュアルな着方にも向く。




涼し気なメッシュ素材

黒2WAYロングカーディガンワンピース 13,200円/AKTE ふわふわとしたメッシュニットで、黒をやわらかく。高めのウエスト位置からわずかに広がる絶妙なシルエットが脚長効果を発揮。