アウターを着るほどではないけれど、何かに包まれていたいこの時季。厚手ニットにかけても暑苦しくならず、さっとまとえるストールは、あたたかなこの冬を支える要。コート不要で成り立つ、選び方とアレンジ術を検証。
薄手の大判ストールで「フロント交差のぐるぐる巻き」
ストールの魅力をさらに引き出すために。たらす・ひっかけるだけではない巻き方の基本をレクチャー。まずは首まわりにボリューム感を加える大判ストールの巻き方をご紹介。ストールのタイプは大判でも厚みがひかえめなぶん、巻き方次第で雰囲気を変えやすいしなやかなハイゲージ。

STEP-1 横幅がせまくなるよう意識しながら→無造作に束ねたストールを→首にぐるっとひと巻きしたあと→両端を長さがそろうようにフロントにたらす。
STEP-2 首にできた輪に手を入れて→ストールの片側をひっぱり→その引っ張った方でループを作る。
STEP-3 できたループをキープしたまま・・・
STEP-4 たらしていたもう片方のストールをつかんで→3で作ったループの中に引き入れる。
STEP-5 4でループの中に引き入れたほうの先端を引っぱって結び目のボリュームを調整。
FINISH! 全体の形を整えてフィニッシュ。
「結び目は後ろで」キレイに巻く方法
無地はもちろんのこと、柄のストールもキレイに見える、カジュアルに見える結び目を背面ににした巻き方をご紹介。後ろ姿にも表情がうまれて、単調に見せない手の込んだスタイルにクラスアップ。

STEP-1 細めにまとめたストールを、首から均等にたらす。キレイに整えすぎず、適度にくしゅっさせてキメすぎないバランスに。
STEP-2 両端とも背面にまわす。フロント部分に少し動きが出るよう、あえてラフにふんわりと巻くのがポイント。
STEP-3 後ろ側にきたストールを広げて、両端とも上のほうだけを持つ。
STEP-4 持ったところを小さく結ぶ。ほどけるのを防ぐため、かた結びに。
FINISH! 前から見た際に結び目が隠れるよう、少し後ろに落としながらバランスを確認。残した部分が三角を描くようにすると、大きく結ぶよりボリュームがおさえられるうえ、デザイン性も高く。
(アイテムのプライスなど詳細)
【全17選の一覧】≫スタイリストに聞いた「使えるストールのバリエーション」小顔にも見える「簡単でオシャレな巻き方」
