ワードローブに欠かせない身近な2色“白と黒”。安定感のある組み合わせだけど、淡白さゆえ、ともすれば地味なだけ、キレイなだけにもなりかねない。定番の色合わせに差をつける、着方や選びのテクニックをGISELeスタイリストに聞き込み。
【STYLIST MEMBERS】
渡邊恵子さん/USブランドにも造詣が深く、レイヤードに適したインナーも多数所持。 出口奈津子さん/リラクシーでカジュアルなスタイルに、好感度が漂う提案が得意。 船戸唯さん/ベーシックを軸に、辛口ムードが残るコーディネートに定評アリ。
MAKING A DIFFERENCE
「Tシャツで“違う”人」がやっていること
シンプルなのに洗練された雰囲気をかもすファッショニスタを観察。数百点のルックの中からスタイリストの目にとまったスタイリングにヒントを拝借。
「ワンツーなのに気品が漂う」

「アイテムのサイズ選びが魅力的なスタイリング。コンパクトなTシャツと、ほどよくゆとりのあるスラックスを合わせたシルエットが巧み。タイトなヘアも効いて、アイテム数が少ない中でも高い完成度を感じます」(船戸さん)
「サングラスでさし色が新鮮」

「赤みがかったサングラスが、モノトーンの美配色を維持しながらも、さりげないアクセントになっています。よく見るとバッグも深緑で、レザーパンツの強さがマイルドに。深みのある色ならさし色もトライしやすい」(出口さん)
(たった2色でなぜか目を惹く種明かし)
【全59スタイル・アイテムの一覧】≫どこが違う?スタイリストに聞いた「普通のTシャツでオシャレに見える」簡単テクニック
