「ワンポイントで上品」簡単キレイになれる「シンプルで大人っぽい」小物・アクセサリー

古風なムードがトレンドの今シーズン。てっとり早く、そして洗練さもそこなわずにとり入れるには? いつものコーデに小さく足すだけで仕上がりのかじを切ってくれる“飾れるクラシック感”で、すぎないなつかしさを堪能して。



ハンサムな深みをもたらす「クラシックに飾れる小物」

ツヤめくスムースレザーやキラリと光るジュエリーなど。ノスタルジーの中に凜とした表情を秘めた淑女なヴィンテージ感。硬派なスタイリングに、なじませるように添えるとちょうどいい。 ※( )内の数字は、バッグは縦×横×マチ、靴はヒールの高さで単位はcmです。



ヘアにメタリックなかわいげを

シルバーコーム 34,100円、ゴールドクリップ 29,700円/ともにプリュイ(プリュイ トウキョウ) クラシカルな雑貨屋さんにありそうなメタリック調の髪飾り。さっとヘアをまとめるだけでも品格が高まる。



50年代風のスパイスとして

レオパード柄バッグ(13×23×8) 8,998円/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 暗いトーンになりがちな冬の装いに刺激を加える柄バッグ。さりげないブラウンのパイピングがあるだけで、アニマル柄がぐっとなじませやすく。肩掛けできるサイズ感。



手元に欲しいクリアな重み

リング[上] 42,900円/IRIS47(フーブス) リング[下] 56,100円/Pignatta(ZUTTOHOLIC) 手元に欲しい重みがありながら、コーディネートをじゃましない透き通る質感。無彩色だからどんな服装にもなじませやすい。



味わい深く赤レザー

赤バッグ(43×46×17) 25,300円/ブリーレオン(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 肩から下げるだけで深みがそなわるレザーのボルドー。A4が入るサイズ感、出し入れがしやすい巾着仕様など実用的な点もポイント。



クラシカルな知性を

眼鏡[上] 27,280円/レイバン、眼鏡[下] 59,290円/ミュウミュウ(ともにルックスオティカ ジャパンカスタマーサービス) ハーフリムやオーバルなど。スタイリッシュな雰囲気のデザインにクリアなブラウンを添えて品のいい親しみやすさを獲得。



ベロアにリボンでシックなかわいさ

ブラウンベロアフラットシューズ(0.5) 35,200円/スぺルタ(フラッパーズ) ベロアの微光沢な質感と落ち着いて見える濃ブラウンも相まって、バレエシューズを大人っぽい表情に。



白ソックスを相棒に

ブラックヒールシューズ(6) 20,350円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ソックス、シアーなタイツ、素足など、レディな足元バリエーションを増やせる肌感多めの黒パンプス。メタルでつないだTストラップならさらに大人顔。



抱えるしぐさも含めた気高さ

黒クラッチバッグ(11.5×25×3.5) 59,400円/マエストソ(アマン) 小脇に抱えたり、端だけつまむようにラフに手持ちしたり、デザインに加えてその仕草が絵になるバッグ。ゴールドのとめ具が趣をプラス。



華奢なのに埋もれない存在感

ゴールド時計 29,700円/ete メッシュベルトと長方形フェイスが、ユーズドのように深みのあるデザイン。存在感のあるゴールドも女性らしくしなやかに映ってくれるのがメッシュベルトの魅力。



靴の新勢力は?「クラシックに回帰」がポイント

2025AWコレクションで足元の最新事情をチェック。リーンなシルエットの再燃、淑女スタイルの復活etc. クラシックに回帰したランウェイには、リアルに参考になるトピックが満載。




1.LONG SLIM BOOTS
ロングブーツは「細く長く」

タイツのように脚にフィットする、ロング&ニーハイブーツがさまざまなブランドでお目見え。ひざあたりのハンパなスカート丈が増えたのも、ブーツがスリム化した要因のひとつ。




2.CHUNKY HEEL
「チャンキーヒール」で甘口モード

歩きやすさとスタイルアップを両立した、チャンキーヒールが再び新勢力として浮上。ヒールに限らず、靴底に厚みがあるプラットフォームソールも同様に増加中。




3.TRAD BLACK
「カジュアルよりも「ハンサムにハズす」

スニーカー熱が冷めない中、ランウェイではレースアップやオペラシューズなど紳士な足元が続々と登場。デニムを正すときも、スカートを適度にくずしたいときも役割を変えて活躍。




4.ROUND or SQUARE?
個性は「つま先」で求める

キレ味を加えるワイドなスクエアトゥ。やわらかさをもたらすラウンドトゥ。今季多い2タイプの「つま先の形」が、スタイリングのバランスを図るキーポイントに。




5.NUANCE COLOR
足元は「黒で締めない」

アースカラーが注目を集めるこの秋、小物もくすんだ色みで統一するほうが新鮮。引き締めるよりなじませるように、グラデーション風に仕上げることでぐっと感度が上がる。




6.GLOSSY
華やぎをそえるのは「色よりツヤ」

光沢のあるレザーやベロアなど、ツヤめく素材が服に限らず小物にまで浸透。ベーシックカラーを選んでも地味に見えない、「主張をおさえたアクセント」が今につながるカギに。




7.UPDATE FORM
あらゆる靴が「つっかけに変貌」

パンプスやローファーのかかと部分をなくしたような、品のいいつっかけシューズがリリースラッシュ。夏と秋の間が長い近ごろは、サンダルを更新する感覚でとり入れてみて。




8.with SOCKS & TIGHTS
パンプスは「ソックス&タイツとセット化」

今シーズンの傾向を語るのに見のがせないのが「レッグウエア」。タイツやハイソックスをパンプスに合わせた、肌を隠す淑女なスカートスタイルに、大人の奥ゆかしさを感じる。



(次のページを見る)≫どんなボトムともぴったり似合う「黒や白より大人っぽい」ブーツの色は?