冬オシャレの方向性を決めるアウターは、着まわせることを前提に、ほかの服以上にデザインもプライスも慎重に選びたい。そこで、日々たくさんの服に触れているスタイリスト陣に取材を敢行。プロならではの視点からひもといた選びどころやコツをご紹介します。
SELECT TYPE
【カラーアウター】
-ボトムとセットで考える-
ベーシックカラー＆シンプルな上下にまといたいカラーアウター。アクセントとしてではなく、くすんだキレイ色や白っぽく見える淡色など、ベーシックカラーのボトムとなじみやすい色みの選び方をスタイリストたちが指南！
1.PISTACHIO GREEN
☑アースカラーのボトムと一緒に
「波長が合うピスタチオグリーン」
「あせた色みなら同系色のボトムと合わせてカラーONカラーも試しやすい。緑は自然にある色だから、同じくアースカラーのグレーやベージュに合わせてムードを変えられる」（スタイリスト 岩田槙子さん） ピスタチオキルティングコンビコート 44,000円／FLOML
2.PALE PINK
☑どんな色のボトムにも
「白っぽいピンク」
「白に近い淡い色みのピンクなので、どんな色のボトムにも合わせやすい。ノーカラー、肩落ちのシルエット、分厚すぎない生地感、ロング丈も相まって大人っぽく着られそう」（スタイリスト 渡邉恵子さん） ピンクコート 38,940円／uncrave
3.CREAM YELLOW
☑黒と合わせても強くならない
「ベージュ感覚で使えるやさしいイエロー」
「女っぽさのあるベージュ系にも、メンズライクな黒やグレーにも合う万能なイエロー。さらに淡色なので強い黒と合わせても強くなりすぎずシャレて見えます」（スタイリスト 樋口かほりさん） 共布ベルトつきリバーコート 47,300円／アダム エ ロペ
4.BLUE GREEN
☑ブラウン系のボトムとマッチ
「チョコミント配色に挑戦」
「ブルーグリーンのさわやかさを生かして、ほっこりしがちなブラウンとレトロなチョコミント配色を冬でも試したい。小さめのクルーネックも上品」（スタイリスト 高木千智さん）ウールニットカーディガン 27,500円／ドレスレイブ（ジオン商事）