業界のプロが自分目線で選びぬいた 私のニット「最愛の一枚」

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エディター・渡部かおりさんの1枚:LOEWEのプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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プルオーバー/私物 「パリの本店で購入したメンズニット。ロエベのメンズは、女性にもウケのいい遊び心あふれるクリエイションが好きで何着か持っているんです。このニットは、マルチカラーのハッピー感がお気に入り。全身でカラーリングを楽しみたい今季は、カラーパンツなどと合わせて、配色着こなしの軸として活躍させたい」

スタイリスト・樋口かほりさんの1枚:CHANELの半袖パフスリーブ

©GISELe2016年12月号

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半袖パフスリーブニット/私物 「数年前に購入したヴィンテージです。一見甘そうに見えますが、コンパクトなシルエットとレトロなフォルムで、レディな印象に着こなせます。今年はブラウンがトレンドカラーなので、あえてブラウンのコートに合わせてみたいです。ボトムスはハイウエストデニムで大人カジュアルな雰囲気に。」

 Pred P.R. PRマネージャー・大川博子さんの1枚:Rick Owensのボトルネック

©GISELe2016年12月号

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 ボトルネックプルオーバー 63,000円+税/Rick Owens(イーストランド) 「大人っぽくてどんな服にも合う、少しエッジの効いた黒ニットが欲しくて伊勢丹で購入したばかりのものです。ぴったりしたニットだと着太りしてしまうので、リラックス感のあるサイズもポイント。ロングパンツやサイハイブーツでかっこいい着こなしに。」

スタイリスト・石関靖子さんの1枚:I Love Mr.Mittensのカーディガン

©GISELe2016年12月号

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カーディガン/私物 「ロンハーマンで購入した、オーストラリア発のニットブランドの逸品。他にはない、たっぷりのボリューム感が気に入っています。大人っぽいロングスカートコーデにも、カジュアルなデニムコーデにもハマる万能なデザインながら、このざっくり感がひとくせあるのでシンプルにおさまらないのも魅力の1つです。」

StrasburgoPR・原 久子さんの1枚:CRUTIANIのタートルネック

©GISELe2016年12月号

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タートルネック 85,000円+税/CRUCIANI(ストラスブルゴ) 「ベーシックで登場率の高いアイテムということもあって、シルクやカシミヤを使った高品質な素材と、着心地のよさにひかれて選んだ1枚です。キレイなライトグレーなので、グレーやベージュのニュアンスカラーを合わせて、色で遊ぶコーデに挑戦してみたいです。」

steady study PRアシスタント・落合愛菜さんの1枚:MAISON KITSUNÉのプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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プルオーバー 42,000円+税/MAISON KITSUNÉ(メゾン キツネ カスタマーセンター) 「ストライプ×ボーダーのパターン切り替えと配色使いのWパンチで、1枚で着てもサマになるデザイン購入の決め手に。チクチクしそうなラメ混ですが、ヴァージンウールがなめらかな着心地なのも◎。バギーパンツにタックインしてラフに着たいです」

UNITED ARROWS PR・井柳佳代子さんの1枚:UNITED ARROWSのプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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プルオーバー 22,000円+税/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) 「シンプルなニットこそ上質なものをと思って購入したのが、リニューアルオープンしたばかりの六本木ヒルズ店限定ニット。高級スーツにも使用されているロロピアーナ社の素材が軽い着心地です。スカーフなど小物で遊んでも、大人っぽく着られます。」

アナトリエ プレス・山田彩織さんの1枚:Le lienのプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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プルオーバー 19,000円+税/ル リエン(アナトリエ ミュゼ プリヴェ新丸ビル店) 「今までケーブルニットに手を出したことがなかったのですが、肉厚で手編み風の高級感のある素材感や、飽きのこないデザインが重宝しそうと思って購入。イエローなどの派手めなカラーパンツと合わせて、ネイビーを引き立たせる着こなしがしたいです。」

ロンハーマンPR・阿部真澄美さんの1枚:Ron Hermanのクルーネック

©GISELe2016年12月号

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クルーネック 60,000円+税/ロンハーマン 「なめらかな素材感と、体型につかず離れずのシルエットに一目惚れ。どんなスタイルにも使えるオーセンティックな形で、先シーズンのコットン素材に引き続き、今季のウール素材も購入。イタリアのメゾンブランドも使用する工場で作られているだけあって、上質な素材感が今のエレガントな気分にマッチしています。」

スタイリスト・小山田沙織さんの1枚:T by Alexander WangのVネックプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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Vネックプルオーバー/私物 「トレンドが毎年入れ替わるニットはファストファッションものを着用することが多かったんです。でもこのニットは、上品な色味や絶妙なVネックの深さで顔まわりをキレイに見せてくれるところが気に入って愛用中。ハンサムめなベージュのワントーンに、デコルテ見せでさりげなく女性らしさをアピールしたいです。」

フリーランスPR・野尻美穂さんの1枚:JANE SMITHのVネックプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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Vネックプルオーバー/私物 「モヘアでもボアでもない絶妙な素材感とグレージュっぽい曖昧なカラーがツボでオーダー。最近ハマっている、ガチャベルトやレザーのひもでウエストマークするスタイリングにぴったりな丈感なので、太めのデニムやミリタリーパンツを合わせてマニッシュな着こなし。足元はパンプスで女っぽくハズしたい気分です。」 

モデル・武智志穂さんの1枚:HACHEのタートルペプラムプルオーバー

©GISELe2016年12月号

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タートルネックプルオーバー/私物 「絶妙なグレーのカラーリングや、ボリューミィーなリブのタートル、裾のフレアなAラインなどひとクセありなデザインが好きで、5年前に購入してからずっと愛用しています。この冬は、細みのレザーパンツに合わせて辛口×リラックスのパラドックスなコーデに挑戦したいと思っています。」

ひと言に「ニット」と言っても、表情はさまざま。色、フォルム、素材…。こだわるプロが自分目線で選んだ最愛の一枚から、あなたのニット選びのヒントが見つかりますように。