GISELe

2019/11/06

秋冬のレイヤードの「旬」がわかるコレクションSNAP8選

GISELe編集部

「デコルテから上に奥行きを」

レイヤードは秋冬の醍醐味。目新しいアレンジ術が首まわりに集中している今季、地厚なニットを重ねる、シャツやブラウスを仕込むなど、コレクションSNAPをヒントに「調和のとれるバランス」を解説します。


1

WHITE CAN CHANGE EVERYTHING
「ワントーンを緩急づける白」

同じ色調が連なることで、もったりとした印象にもなりやすいワントーン。抜け感をつくるなら、白のインナーをさすのが効果的。なかでも、首つまりのニットならあたたかみがあって秋冬にもマッチし、濃色や暖色のグラデにもすんなりとけ込む。〈JIL SANDER〉リブニットとシューズで白をさすと、脱力感の漂うゆるい上下もシャープな仕上がりに。〈BOSS〉ぼやけがちなベージュトーンを制するのも白。首をすっぽりとおおうタートルネックが、やさしい配色にモード感を生み出す。


2

WITH FAVORITE COLOR
「くしゅくしゅがひかえめなさし色」

多くのブランドが提案した、カラータートルを用いるレイヤード。〈A.P.C.〉ノーブルな千鳥格子のセットアップから、ピンクのニットをちら見せ。華やかな色が加わることで、レトロな柄もモダンな表情に。〈ISABEL MARANT〉ボトルネックからタートルネックをのぞかせる、ニットONニットを披露。ベージュ&イエローと色のトーンが近いおかげで、派手すぎない見た目に。


3

CURRENT MOOD=CLASSIC
「首元のボリュームでさらにレトロ」

カーディガンやボリュームブラウスなど、クラシカルな趣のあるトップスも注目株。ボウタイブラウスやハイネックニットのように首に特徴のある服で顔まわりを盛ったら、いっそう昔っぽくエレガントな見た目に。〈CELINE〉カーデとブラウスの色みをそろえれば、ボウタイブラウスのハードルが下がる。チェックボトムを合わせて、淑女な雰囲気に。〈3.1 Phillip Lim〉ベルトつきブラウスからのぞく、きっちりと折り返したタートルがレトロ。


4

BLACK TO BLACK, GRAY TO GRAY
「重厚なコートの中はあえて同色」

黒やグレーのコートにあえて同系色のトップスを仕込み、とことん重く仕上げるのも新鮮。〈beautiful people〉コートと同じくマットな質感のニットをIN。シルキーなパンツ&コロンとしたミニバッグと、素材感や立体感の差で黒一色のメリハリづけに成功。〈Stella McCartney〉ツイードコートからダークグレーのシャツをちら見せ。ツイード特有のニュアンスにより、ぼんやりしがちなグレー軸でものっぺり感ゼロ。

CREDIT: Cooperation_AFLO Design_Hazuki Kasai(Ma-hGra) Composition&Text_Riho Nawa