GISELe

2020/03/07

業界ファン多数! スタイリスト・樋口かほりさんの「今日から使える」コーディネート

GISELe編集部

「コーディネートの考え方」


EYE-CATCHING
(ありがち:大胆さ=9:1の法則)

樋口さんにとって“ハズし”の定義は、「自分でも着たいと思える遊びのあるスタイル」。落ち着く服で軸をつくり、わかりやすい個性を1つ足すだけ。リアルさを重視した、そんな9:1の方程式。

BLACK : NEON COLOR = 9 : 1
「最近個人的に気になっている、冬のネオンカラー。夏だとちょっとギャルっぽい色も、重い色が多い冬にはいい気分転換に。小物で足す手軽さもいいけれど、どう転んでも落ち着く黒をベースに、インナーで色をさすなど、今の時期ならではのレイヤードもオススメです。」

黒コート 18,000円+税/Ungrid ニット 45,000円+税/ANDERSEN-ANDERSEN(メイデン・カンパニー) 中に着たタートルネックニット 5,900円+税/AKTE 黒ニットドッキングスカートパンツ 29,000円+税/nagonstans バッグ 51,000円+税/A.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) ミュール 19,000円+税/SOL SANA(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)


DENIM
(足したり引いたり。デニムとのつきあい方)

時代を超えて、どの季節にも存在するものだから、「今は気分ではない」というタイミングがあるのも事実。デニムフリークの樋口さんでさえ、そう感じることも。長くつきあっていきたいからこそ考える、樋口さんなりの「デニムとの距離感」をヒントに。

カジュアルなモノトーンを美しきドレスコートで包む込み
「スタイリングに占める面積が大きいから、コートの見た目で全体の印象が決まることも。たとえばクラス感のあるデザインコートをまとえば、品のよさはそのままに、真逆のカジュアルなデニムのよさが生きてくる。デニムはブルーより、シックを保てる黒がベター。」


〈右〉ストールつきオフ白コート 92,000円+税/THIRD MAGAZINE×mikomori(THIRD MAGAZINE) Tシャツ 11,000円+税、黒デニムパンツ 26,000円+税/ともにA.P.C.(アー・ペー・セー カスタマーサービス) ソックス 2,000円+税/ENFOLD ローファー 34,000円+税/REGAL(リーガル コーポレーション) 〈写真下・右足〉パープルパンプス 6,400円+税/RANDA


足元だけは「キレイ」を保ってデニムカジュアルへの原点回帰
「デニムのカジュアルさをセーブした着こなしが目立つ一方、スエットやTシャツを合わせた“デニムらしい”スタイリングには、やっぱりかわりの利かないかわいさがある。重要なのは靴選び。ブーツなど女っぽさをわずかに足すと、手抜きに見えず気分もアガります。」

〈左〉ボーダーロングTシャツ 15,800円+税、デニムパンツ 19,000円+税/ともにTHE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店) サングラス 25,000円+税/BLANC ブーツ 18,900円+税/A de Vivre ラガーシャツのようなボーダーロンT。ストレートに似合うスニーカーもいいけれど、幼く見えてしまうことも。パンプスより力まず、ローファーより女っぽく見えるショートブーツが最良の選択。


<DENIM TALK!>
デニムをはくとき、トップスはINすることが多かったのですが、冬はニットなど厚みが出るのでアウトして着がち。となると、上半身に重みが出るので、この時期太めのデニムはやぼったく見えてやや不向き。「太ももはややタイトなシルエット」「ショートブーツなどシャープな足元」だと、バランスがとりやすいです。(樋口さん)


LAYERED
(シンプルに見える、“似たものどうし”を重ねる発想)

「極端な丈の違いや大胆なテイストMIXは、それだけで難しく見えてしまう」という理由で、「重ねてる感をなくす」ことが樋口さん流のレイヤード。1枚で着るより迫力が出つつ、“2枚未満”のような奥行きをつくる、重ね方の流儀とは?

KNIT ON KNIT
「似たニット」でドッキングワンピのような趣に
「リブニットワンピにリブタートルネックを仕込み、一体化させるような重ね方。締まる黒をインナーにすることでルーズなベージュワンピが膨張して見えず、好バランス。真冬にうれしい保温性の高さもポイントです。」

ベージュロングニットカーディガン 92,000円+税、ベージュリブタートルネックロングニットワンピース 85,000円+税/ともにソブ(フィルム) 中に着たタートルネック 2,700円+税/フリークス ストア(フリークス ストア渋谷) サングラス 32,000円+税/BLANC シューズ 参考商品/TODAYFUL(LIFE’s 代官山店) 簡単なのに奥行きとメリハリを感じさせる配色の妙。


SWEAT + COLLARLESS SHIRT
わずかなアクセントになる「ノーカラーシャツ」
「スエットに白インナーの組み合わせが好き。えりつきの白シャツだと少々気張って見えるし、白Tだともの足りないというときに頼れるのがノーカラーの白シャツ。丈も首元も“白が少しのぞく”ぐらいなら、重ねてもスッキリ。」

グレーボリュームスリーブスエットトップス 8,900円+税/AKTE 中に着たノーカラーシャツ 30,000円+税/JAN MACHENHAUER(メイデン・カンパニー) エスニック柄フレアパンツ 9,000円+税/Ungrid レオパード柄ロシア帽 3,900円+税/キャセリーニ 柄の帽子にエスニック柄のパンツなど、アクの強いものを合わせてもくどくないのは、白が効きつつ力の抜けたレイヤードのおかげ。

CREDIT: Photography_Shohei Kanaya(model), Yuki Ueda(still) Styling_Kaori Higuchi(KIND) Hair&Make-up_Mai Ozawa(mod’s hair) Model_Viktoriia Design_Yuko Shiga(Ma-hGra) Composition&Text_Chiharu Ando