春気分を満たしてくれる「小物」|GISELeが考える6つの方向性

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「昨日と同じ」でも許される。季節の先取りをあと押ししてくれる。勇気のいる色にも手がのびる。服ではためらってしまうことも、小物だからこそ「選べる楽しさの広がり」がある。春まで待てない気持ちを満たしてくれる「小さきものへの大きな期待」。
※( )内の数字は、バッグは縦×横×マチ、靴はヒールの高さで、単位はcmです(編集部調べ)。

MINIMUM BUT EFFECTIVE
「小さなところから彩度を高める」


春を待たず、リアルタイムの装いに添えるのがむしろいい。まずはひかえめに、でも確実に効く高発色のミニバッグを。なかでも「より小さき」サイズなら、アクセサリーのような役割も果たしてくれる。

COLORFUL NANOBAGS
定番人気のシリーズからフルーツのようにフレッシュなカラーが登場

オレンジバッグ(16×22×7.5) 129,000円+税、ピンクバッグ(12×16×6) 85,000円+税、白バッグ(12×12×7) 94,000円+税/以上J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON 青山店) ジャケット 95,000円+税、パンツ 45,000円+税/ともにシャーデー(ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店) タンクトップ 5,500円+税/ガール デンジャラス(ユー バイ スピック&スパン 渋谷パルコ店) 実用的で支持率の高い「J&M DAVIDSON」の新作。「タンジェリンオレンジ」「ラズベリー」というネーミングもキャッチィ。派手な色よりある意味強力なさし色となる、真っ白なベルトバッグにも注目。目を引くカラーに加え、チェーンやベルトといった凝ったディテールにより、小ぶりながら存在感を発揮。

STAY NEUTRAL
「待てない気持ちを待たずに今」


もはやシーンレスとなりつつあるストロー素材。とはいえ、今の装いになじむ「+α」のディテールで選ぶのもいい。たとえば重厚な黒レザーの装いにフィットする配色ハットやレザーハンドルのバッグから。

STRAW HAT & BAG
開放感のある素材が今、ちょうどいい隙として働く

カンカン帽 12,000円+税/フェリシオ ベッキ(ユー バイ スピック&スパン 渋谷パルコ店) かごバッグ(24×34×16) 36,000円+税/へリュー(ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店) 白ブラウス 26,000円+税、黒レザーサロペット 32,000円+税/ともにLE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) チェックサンダル(5) 52,000円+税/ペリーコ(アマン) 夏のバカンスまで想像できる大容量のバスケットバッグ。ストローハットは黒とのバイカラーならどこかシック。

KEEP CLEAN
「冬の名残に似合うツヤ」


ニットやレイヤードなど、厚みのある装いがうるおうような「透明感のあるバッグ」。「見た目がすべて」で選ぶのはある意味贅沢。大人になった今だから手にとれるのかもしれない。

ACRYLIC MINI BAG
服とバッグの質感の違いも楽しいキャンディのようなビジュアル

肩にのせたイエローかごバッグ(14.5×21×7) 54,000円+税、右手に持ったブラウンバッグ(15×14×6.5) 52,000円+税、左手に持ったイエローバッグ(11.5×20.5×10.5) 36,000円+税、左腕にかけたグリーン×グレーバッグ(17.5×22×7) 49,000円+税、チェーンバッグ(13.5×17.5×5) 各36,000円+税/以上レスピロ ステューディオ(フィルグ ショールーム) コート 42,000円+税/マカフィー(TOMORROWLAND) ミリタリーシャツ 9,800円+税/ロスコ、シューズ(2) 44,000円+税/へリュー(ともにジャーナル スタンダード 表参道) 白タートルニット 23,000円+税、肩がけした白ニット 32,000円+税/ともにSLOANE ハーフパンツ 50,000円+税/ボーメ(エストネーション) ソックス/スタイリスト私物 それぞれのフォルムもユニーク。パーティシーンでも活躍するジュエリーのような美しさ。