2021/01/01

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ときには重いほうがいい
ニットの厚みに乗じて少しボリューミィなヘアアレンジが、装いを盛り上げるきっかけになることも。ヘアアクセや毛流れのニュアンスで印象操作。

「重心を下げてスカーフを飾る」
「太めのタートルの場合、ヘアをタイトにするとアンバランス。正面はおくれ毛でゆるさを、サイドはニットに沿うまとめ髪で重心を下げました。結ぶときに整えすぎないのが重要」(長澤さん)

「肉厚な赤ニットと重めボブ」
「白ソックスにローファーを合わせる女性が赤ニットを着るなら?をイメージし、少し少女感を残そうと思いました。ドライなヘアであえて整えていないボリューム感を。ジョンマスターオーガニックのS&L シーミストスプレー Nは、ボリュームとマット感が自然に出るのでオススメ」(塩澤さん)

「“洗練”だけが正しいとは限らない」
「ケーブルニットと眼鏡のやぼったいかわいさを引き出すのに、そのまま前髪を下ろすとやや退屈。サイドにクセをつければ、丸眼鏡に似合うねらいどおりのやぼったさに」(塩澤さん)
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いつものニットにテーマを与える
ステディなニットにあと一歩の新しさを加えるなら?ヘアアクセの力を借りたりアレンジよりもテクスチャーに力を入れたり。「こうなりたい」をヘアスタイルに託す気分で。

「モードに寄せるスリークヘア」
「グレーのワントーンによる、ニットなのにシャープなスタイリングによせて、ヘアスタイルもモダンで凜とした女性をイメージ。タイトなセンターパートにすれば、ピアスも映えるバランスに」(吉田さん)

「白を理由に自由なマインド」
「ヘアメイクによってどうにでも印象を操れる白ニット。BIGタートルの存在感に負けないように、ヘアピンをランダムに飾ったインパクト重視のアレンジ」(木部さん)

「レディな黒でクラシック」
「黒タートルと黒カチューシャのクラシックな雰囲気に合わせて、レディなフレンチガール風に。首までおおわれた黒によって重くならないよう、ムースでドライな質感と束感をキープ。軽やかにゆれも抜け感の要素になるように、高めの位置のラフなポニーテールに仕上げました」(スガさん)
HAIR & MAKE-UP MEMBERS
Nobuyuki Shiozawa(mod’s hair)
Mai Ozawa(mod’s hair)
Tomoko Okada(TRON)
Akemi Kibe(PEACE MONKEY)
Naoyuki Ohgimoto
Takuma Suga
Aoi Nagasawa
Taro Yoshida
CREDIT: Design_Yuumi Arai(Ma-hGra) Text_Eri Umeda Composition&Text_Chiharu Ando