カジュアルにもキレイにも変われるプレーンなパンツは海外のファッショニスタたちも、よりコーディネートに工夫を凝らすアイテム。上手に着こなす彼女たちに見られる8つの共通項をもとに、理想のバランスをつくるパンツスタイル17選をご紹介。
Chapter:01
➤レディライクにモノトーン
強くて凜とした空気を持つ黒とまっさらな白。イメージどおりカッコよく着るのもいいけれど、女性らしいしなやかさが欲しいとき、ほのかな光沢と落ち感のあるパンツが便利。
①小物と足元で緊張感をプラス
ハンサムなスラックスに、構築的なスクエアトゥのサンダルで辛口レディを表現。アニマル柄のバッグも白黒を貫いたモノトーンの統一感。
②ペプラムトップスで女らしく
ゆとりのある黒パンツのメンズっぽさをウエストがくびれたトップスで緩和。バッグのさりげないドット柄でハズす発想がALL黒にリズムをつける。
Chapter:02
➤わかりやすい甘さを加える
フリルやパフスリーブなど「いかにも」な甘さを、すまし顔でとり入れられるのも無地のパンツのいいところ。トップスの糖度が高いぶん、パンツはハリ感があるもの、ドライな風合いのものを選択すると好バランス。
③ポップなチェックを黒で冷静に
大人な黒パンツの効能で、目に映えるオレンジのチェック柄をキッチュに見せない。靴も黒を選択して抜かりなく、がポイント。
Chapter:03
➤品よく&シックに肌見せ
肌感のあるトップスを着るなら、色香をゆるめるパンツのシルエット選びが肝要に。メンズライクなゆとりのある1本を合わせたら、ヘルシーな見た目に着地。
④深いネイビーで大胆さも端正に整う
品行方正なイメージに富んだネイビーに頼れば、アシンメトリーで肩出しという大胆さも落ち着く。
⑤肌の出るトップスはワイドパンツでメンズライクに
細身のパンツだとセンシュアルすぎてしまうタンクトップも、ワイドパンツならカジュアル。シルエットにメリハリもつくからシンプルでも十分もつ。
Chapter:04
➤惹かれる色には知性を
とろんとした質感のパンツなら、気分のアガるフレッシュカラーも上品に装える。さわやかな印象になりすぎないよう、トップスは明るい白より静ひつな黒系を。
⑥デニムのようにさわやかなブルー
カラーパンツを試す第一歩として、デニムに似た色みのブルーがおすすめ。ベーシックな服に合わせやすく、コーディネートもイメージしやすい。
⑦見栄えする色をセットアップで
「あらかじめセット」なら、色合わせに迷うことなく統一感のあるスタイルをつくれる。引き締めの軸としてインナーや小物は黒でぼやけさせないように。
⑧ブラウンと相愛な濃厚オレンジ
よく使うブラウンとリンクする、深みのあるオレンジのパンツ。キャメルに寄せたような色みのオレンジなら、色浮きもしにくい。
⑨アースカラーどうしで上品に
鮮やかすぎると使いどころに悩むカラパンも、グリーンなどのアースカラーなら派手すぎない。同じアースカラー仲間のブラウンやベージュとも相性がよく、組み合わせることでより落ち着いて見える。
Chapter:05
➤なつかしさ+今っぽさ
主役を張るレトロなトップスは、すらりとした細身のパンツで引き算を。上半身にひとクセきいているから、ベーシックカラーのパンツでも十分“もつ”。すそだけややフレアの形を選べばヴィンテージ感が上昇。
⑩ガーリーなBIGカラーを白で抜く
かわいらしさあふれるBIGカラーとベージュのストライプ。わかりやすいレトロさには、都会的な白のフレアパンツで今っぽさを忘れずに。
⑪冴える赤と黒のコントラスト
赤のショート丈シャツはそれだけで懐かしいイメージ。ついデニムを合わせたいところでも、黒パンツで今をキープ。
⑫カラーボーダーをモノトーンで締める
赤系のボーダーのノースリでわかりやすく夏らしいマリンスタイル。浮かれすぎないように、ジョガーパンツに合わせてサングラス、バッグも黒で揃えてスパイシーに。
Chapter:06
➤親しみやすいメンズのように
ON仕様のスラックスほど気張らない、薄手で乾いた風合いのパンツ。シルエットはシンプルながら、ずるっとした丈が気だるさをメイク。シャープな靴で締めるか、肌感のあるサンダルで抜くか、足元は二極化。
⑬シャツとチノで辛口なONスタイル
胸元を開けた白シャツにチノパンで、紳士のワークスタイル風に。着方がラクな分、アクセサリーの重ね付けで女性らしさも表現。
⑬英国キッズのように着くずし
セットアップの足元に普遍的なマーチンの3ホール。さらにキッズ風のプリントTでハズして、おかたいセットアップでもユーモアを。
Chapter:07
➤ナチュラルな色は強く着る
リネン素材やかごバッグをポイントにした、ベージュ〜ブラウンの装い。Iラインを意識した選びと着方で、ぼんやり見えがちなニュアンスカラーに緊張感をプラス。足元はレザーサンダルで重みを加えるのが得策。
⑭ベージュがぼやけないストライプ
やわらかなベージュ×ブラウンもともするとぼやけがち。同系色でそろえるならスマートなストライプ柄を。縦を強調して脚長効果もねらえる。
⑮メンズライクな白Tとハイウエスト
手軽に抜け感とクリーンさを足せるのが白Tのいいところ。シャツだとまじめすぎてしまうから、品のいいブラウンにはTシャツの気楽さがちょうどいい。
Chapter:08
➤力を抜いてコンサバ
品のいいシャツやブラウスと、ハリのあるテーパードパンツとの合わせは少々かたい。サテンなど落ち感のある素材+脚線を拾わないゆるい形を選べば、リラックス感も生まれてON/OFF問わない仕上がりに。
⑯形のゆるさで力みを抜く常とう手段
ゆったりと縦落ちするなめらかな質感のオーバーサイズのボトム。トップスも同じような質感で合わせて「ラクしてキレイ」なスタイリングの出来上がり。
⑰ワントーンも退屈しないツヤ感
単調に見えがちなワントーンは、光沢で奥行きを表現できるサテンなど素材感で差をつけるのも1つの手。
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