自己肯定感を高めるシンプルな心がけ丨「自己肯定感の低さは自分への○○の高さ」

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東大卒・会社員兼恋愛ライターという経歴を持つジェラシーくるみさんが、自身の経験に基づいてお送りする書籍「恋愛の方程式って東大入試よりムズい」から、特別にエッセイを公開。第三回は「自己肯定感を上げるために必要なこと」にクローズアップ。

ジェラシーくるみさん

東大卒の夜遊び職人。昼はしがない会社員。恋愛や美容、女性の生き方に関する内容でウェブ媒体を中心に連載を持つなどライターとしても活躍。 恋愛や人間関係を分析するツイートが人気で、Twitterフォロワー数は約5.4万人。初書籍『恋愛の方程式って東大入試よりムズい』が好調発売中。

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自己肯定感の低さは自分への期待の高さ


二十数年の人生の中で、いろんなものを与えてもらい、手に入れてきました。
そしていろんなものを捨ててきました。
理不尽さの中で培った強さ、一生分の涙をからした恋、体力が尽きるまで遊んだ夜(&朝)。あと周りの人からのバカ深い愛情。年を重ねるにつれ、自分は恵まれているのだと思えるようになりました。
それでもまだ、毎日のように、人と比較して勝手に悲しくなり、怠惰で可愛くない自分のことが嫌いになり、違う自分になりたいと嘆く夜が定期的にやってくるのです。
どちゃくそ惨めなナイトルーティーン。

でも最近やっと気づいたのは、この中途半端な自己肯定感の低さは、自分への期待の高さだということ。
きっかけは、うじうじ症の私を見かねた友人のひと言です。

「自己肯定のレベルを下げればいいんだよ。私なんてどうせこう、でもこんなもんでいいじゃんって」

その言葉に、思わず赤面してしまった私。
実態にそぐわない、未来への自己評価が高すぎるだけじゃん。
自分に期待して自分で首絞めてただけじゃん。
その考えをインストールしてからは、自分に対して悩む頻度が減って楽になりました。

「自己肯定感の低さは自分への期待の高さ」

胸に刻んどこ。