「めざすテーマに近づくために色を選ぶ」
小澤麻衣さん
mod’s hair所属。GISELeではファッションページのヘア&メイクを担当。先に女性像を決めて考え抜かれたメイクにはほどよい抜けがあり、服の魅力を引き立てる。
Q.現場に持ち込むネイルの本数は?
77本
Q.使用頻度の高いブランドって?
CHANEL,ADDICTION
Q.自身でも使用している1色は?
ukaのpedicure studyシリーズ。ペディキュア用に作られた鮮やかな色を手に塗るのも好き。
Q.ネイルを選ぶポイントは?
「企画のテーマや趣旨に応じて、ネイルを入念に検討するほうだと思います。同じ黒の服でも、タイトルのテンションや撮影場所によって、思い浮かべる女性の姿は変わるもの。
撮影前、どんな服をどんな見せ方で紹介するのか打ち合わせし終えたら、モデルの人物像はどういうものがふさわしいか、自分の中でもう一度考えます。昔映画で観たワンシーンをヒントにしようとか、パリに住む女の子から着想してみようとか、人物像が浮かんできたら、それをうまく表現できるリップやネイルの色を順に組み立てるイメージ。
それだけで印象が強い赤は、GISELeの撮影だと選ぶ機会が少ないですが、想像したストーリー(たとえば、ボーダーをレトロに着こなす女性)を表現するためのツールととらえれば、失敗なく活用できるようになります」
(ヘア&メイクのセレクトポイントを大公開!)
【ネイルと服の関係性を考える】この冬のおすすめネイルカラーとあわせたいコーディネートを考察
膨大な数のネイルを広げ、今日はどの色を使おうかと相談するのが、GISELeの撮影前の習慣。「服とネイルの関係性」が気になったLOOKをピックアップし、ヘア&メイクにその背景を聞き込み!