愛らしくも色っぽくもなりうるリップは、服とのバランスを考えることも大事なプロセス。「真逆の」色・質感・テンションを合わせる発想で、ほどよくキレイで、ほどよくカジュアル、ほどよくモードな理想形へとたどりつける。
ブラウンは「心地のいいマットな質感」
ジャケット+ミニスカートの行儀よくシックな格好。スニーカーでハズしたように、リップもがんばりを感じさせないフォギーなものを。装いのトーンに近づけて、穏やかなピンクブラウンをセレクト。
ジャケット 39,600円、スカート 25,300円/ともにエトレトウキョウ インナー 8,000円/バナナ・リパブリック ネックレス 36,300円/リラ(リラ スピック&スパン ルミネ有楽町店) 白ソックス 3,630円/パンセレラ(真下商事) スニーカー 19,800円/adidas Originals(アディダスお客様窓口)
【使用したリップ】 唇が荒れてても浮かない使用感
リュクス マット リキッド リップスティック グランド 5,940円/ボビイ ブラウン ホイップクリームを連想させるふわりとした質感が、パサつくことなく唇へフィット。指でぼかせばやさしい発色に。
マットなのにしっとりもする
RMK リクイド マット リップカラー 01(数量限定発売) 4,180円/RMK Division くすんだモーヴピンクが、唇をぼかしながら色づく。ベロアみたいな高貴さがありながら、うるおった感触が持続。
いい意味で発色をおさえた絶妙さ
コンフォート リップ フルイド フォグ 09 5,500円/SUQQU 霞がかかったようにソフトで上品。力まずつけられるこの質感なら、可憐なイメージのロージーピンクにも臆せず手が伸びる。
色づきもほどよい「透け感のある赤系リップ」
あせない鉄板の組み合わせ、フレンチシックなボーダーと赤リップを更新するなら? 軽やかな色みをシアーな色づきで無垢に仕立てると、抜け感のあるメイクが主流の今の気分に最適なバランスの完成。
【つけ方のポイント】
ツヤも発色もほどよい、リップバーム感覚でつかえるナーズのリップを、ラフに直塗り。中央に少しだけ重ねてぷっくりとした印象に。リップを主役にしたいから、目元はヌードカラーのマットを選んで、主張を引き算。
【使用したリップ】 赤のなかでも「強すぎない赤」
アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 210 4,730円/NARS JAPAN 保湿成分配合でケアまでかなう、のびのいいテクスチャー。新色はパキッとした赤が苦手な人でも使いやすい、赤とピンクの間をとれる鮮やかなベリー系。
リップクリーム感覚で使える
オーガニックスイーツリップ 02Vアップルレッド 1,650円/アクア・アクア ヴィーガン処方にリニューアル。保湿力もあるからリップクリームのように手軽に使える。
ぷっくりとした唇に導く
ブレンドベリー リップバルーン 003 1,650円/コーセーコスメポート 深みのある色みながらツヤも出せる1本。縦ジワをなくし、ぷるんとした唇へ導くプランパー効果あり。