いつもより「肌も顔色もよく見える」 チーク上手になれるテクニックの実例集


血色感や立体感を与え、塗るだけで健康的かつ華やかな印象に。くすみをカバーし、肌を明るくキレイに見せる。そんな理想的なチークとその使い方を7つのトピックスでご紹介します。



【チーク上手になれる7つのトピックス】
ニットに似合う「目と頬の温感ワントーン」
立体感と血色感を同時に得られる方法
チークの色を「上手にぼかす」
色というより「ツヤを足す」
洒落て見える「頬下チーク」
血色感よく肌になじむ「重ね技」
メイクのプロが愛用する「肌がきれいに見える」名品




ニットに似合う「レディな温感」

アイとチークのほてったワントーン

ニットのあたたかな印象はそのままに、ほっこり見せないために使ったのは、暖色のクリームチーク。広範囲に塗布すれば、肌の内からじんわりと熱を放つような赤みが加わり、色香に満ちた仕上がりへ。 キャメルラメニット 9,900円/eL JEANASIS(アダストリア)



【使用したコスメ】

1.ソレイユ ネージュ ブラッシュ ハイライト デュオ 01S(数量限定発売) 11,550円/トム フォード ビューティ やわらかなコーラルピンクが、骨格をきわ立たせる。

2.RMK リクイドアイズ EX-02(数量限定発売) 3,850円/RMK Division シルバーやブルーのパールがきらめくピンクのリキッドシャドウ。甘さの中にエッジが効いている。

3.モイスチャー グレイズ リップスティック 105(数量限定色) 5,830円(ケースとのセット価格)/SUQQU ピンクパールを配合したまろやかなティーブラウン。




【HOW TO MAKE-UP】

_目の下あたりから頬全体に広く1.を塗っていく。
上下の色を混ぜ、少量ずつ肌にのせるとより自然で美しい発色に。上まぶたにも1.を塗布し、一体感を出すのがポイント。

_下まぶたのキワに2.を細く塗り、ぼかす。3.は直塗り。



【新作チークの名品】

1.ニュアンス フェイスカラーパレット H21〈夢に見た花〉(数量限定発売) 4,950円/OSAJI 透けるように発色するプラムレッドが、シック&上品に頬を染め上げる。パッケージには写真家・草野庸子氏の作品をプリント。



2.CR ブロンザー キス オブ モーヴ 3,960円/ベアミネラル にじみ出るようなグロウなツヤがあらわれて、いきいきとした肌印象へ。大人っぽさを保てるモーヴピンク。





血色感と立体感を得られる「ほっぺに2色」のチーク使い

重ねるのは同じトーンの違う質感

2種の色みとテクスチャーを重ねることで、つるりとした肌に立体的な光がもたらされ、チークの完成度が引き上がる。シックなモーヴにピンクのつやめきを足し算し、めざすは、愛嬌がある大人の表情。ピンク系の中でもモーブな色味と、透け感のある色味を重ねて立体感を演出。フォギーな質感よりツヤも引き立つ。



【使用したコスメ】

a.レ ベージュ ヘルシー グロウ ブラッシュ モーヴ グラッセ  10,670円/シャネル 上質感の漂う肌に。

b.グラムトーンカラーカスタード E X02  3,300円/THREE クリアパールをベースとし、内側から発光するようなツヤを実現。

c.イラボレート ジェル アイライナー 04 3,080円/セルヴォーク アイライナーでさりげなく目元を引き締め。目元が締まる濃密発色。使い勝手のいい1.5mmの極細芯。



【HOW TO MAKE-UP】

_aのモーヴチークを、頬の中心から横長に広げ、鼻筋の高いところにもうっすらと塗布。

_aを塗った部分と重なるように、頬骨のやや上にbをのせ、指で横長に広げていく。モーヴ系チークは、ピュアなピンクと一緒に使うと、親しみやすくヘルシーに着地。

_チークだけが浮かないよう、下まぶたの粘膜部分にcでラインを引く。





チークの色を「上手にぼかす」偏光パールのニュアンサー

肌から浮いたり幼く見えたり、何かと心配事も多いチーク。ふだんどおりにコーラルピンクを塗ったあと、肌との境目をぼかして微光沢のあるチークをON。悪目立ちすることなく抑揚のついた横顔に。


【使用したコスメ】

〈左から〉チーキーシークブラッシュ 13 3,300円/THREE やさしい印象を引き出す、無垢なコーラルピンク。ふわりとした発色で使いやすい。 ルナソル プランプメロウリップス 02 4,400円/カネボウ化粧品 唇の温度でとけてデューイな質感に。チークを目立たせるなら、落ち着いたオレンジベージュが最適。


ザ ブラッシュ ニュアンサー Stellar Dust 3,300円/アディクション ビューティ 一見グレイッシュなようで、肌にのせると明るくクリアに発色。赤みや黄みに転ばないため、大人っぽく洗練度の高い仕上がり。アイシャドウとしても活躍する。


【HOW TO MAKE-UP】

_ほおの内側に左のコーラルチークを小さく塗布。
_最初に塗ったチークの中間あたりから、右のパール入りチークをなじませる。