MAIKO TAMAMURA
BEAUTIFUL EYEBROW ADVISER
玉村麻衣子さん(美眉アドバイザー・@maiko_tamamura)/眉の技術資格を保有。筋肉や骨格に基づいた眉メイクを、セミナーや執筆活動を通じて理論的に紹介している。著書に『目元で、美人の9割が決まる』など。
>> SELFIE
「グレイッシュブラウンが気分」
秋冬は深い色合いの服が多いので、眉色も「濃いめ」がしっくりきます。最近はグレーがかったグレイッシュブラウンがお気に入り。ブラウンよりもトーンが自眉に近いので、より自然に仕上がります。コートのような重厚感のある素材に存在感が負けないように、目の縦幅の2/3を目安にした「太め」になるよう、ボリュームを出して描くようにしています。
>> SUSIE N.Y.
「ジョイントできるラウンドブラシ」
スージーニューヨークのパウダーアイブロウエキスパートは、透明感が感じられるアッシュ系のくすみカラーのパウダーで、ベタッとつかないところが優秀。毛と毛の隙間を埋めることなく眉全体に色がのるので、仕上がりが軽やかです。そして2本をジョイントすると、柄が長くなる付属ブラシがまた最高。ラウンドブラシ自体も使いやすく、輪郭が強くなりすぎません。
>> PREPARATION
「しておくと違う下準備」
メイク前のスキンケアが眉の中にたまったままでは、ペンシルやパウダーがズルズル上すべりして色がのりづらく、描いた眉のもちも悪いのでサラサラにしておくことが大切。まずはティッシュで眉の中と眉周辺の油分をとり除きましょう。また眉は皮脂分泌の多いパーツなので、メイク前にフェイスパウダーを仕込んでおくと、パウダーが吸着してくれます。
>> FACE MASK
「マスクに合わせて眉色も」
マスクの色や素材に合わせて眉色を調整しています。淡い色のときは、顔全体がぼんやり見えがちなので眉はしっかり色をのせる。濃い色のときは、眉色まで強いとマスクと眉がケンカして見えるので、軽め、淡めに仕上げるといいですよ。またウレタン素材の淡色マスクは顔に影がなくなりのっぺりしがちなので、濃いめに整えると顔立ちにメリハリが出ます。