スムースな風合いやスエット風のデザインなど「ニットらしからぬニット」が豊作。まじめな印象は残しつつ思いきりラフにも装える、1着で2度おいしいメリットを生かして、少ない手数でも着こなしのバリエーションを拡大!
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「ニットらしくない質感」がもたらすいい効果
ニットならではのあったかみのある見た目は、合わせる服やテイスト次第では扱いにくく感じることも。スエットのような見た目だからいい、スタイリングの好例をご紹介。
(SELECT POINT)
□適度にハリとコシがある目のつまったハイゲージ
□けばの少ないさらりとした肌あたり
□あたたかいのに重たく見えないルックス
01_「構築的なフォルム」を親しみやすく
そでのふくらみがシンプルスタイルのさりげない飾りに
外側にふくらむように丸みを帯びた、立体感を生むそでのデザイン。オフィスでも浮かない装いには、さし色や意外性のある素材を足すよりも、シルエットで少しだけ遊びを加えるくらいがちょうどいい。バッグと靴もベージュトーンでまとめて全体の色数をおさえ、洗練された印象に。
02_「全部ニット」でもぼやけない
あいまいな配色を締める黒タートルをIN
トップスとスカート、さらにタートルネックを仕込みニットを3点づかい。しなやかな風合いのおかげで素材特有のほっこり感を抑制でき、重ねてもスマート。グレーがかったカーキと淡いベージュの上下に、中から小さく黒をのぞかせることでメリハリを形成。ハットとブーツも黒を選んでスタイリングに統一感を。
03_ウールパンツともケンカしない
ハリのある質感が紳士的なブラウントーンをシックに誘導
ぬくもりのあるボトムとももたつかないスムースな表面感。ゆるやかにカーブを描くそでのフォルムのおかげで、落ち着いた配色でも脱無難。斜めがけしたミニバッグで立体感を生みつつ、レザーの質感によってキレも加算。
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