個性を重んじる海外のファッション好きたちから、シンプルな装いの可能性を引き出すアイディアを調査。着方のテクニック、新配色の成功法etc.よく着る服をなんとなくで終わらせないために、ワールドワイドなスタイリングをのぞき見。スタイリストの視点から見たオシャレの解説コメントも要チェック。
「肌でこなす」黒のワントーン
細ひものトップスやバッグオープンなど、肌がしっかり見えるデザインを軸にすれば、夏の暗色スタイルが涼しげな顔に。
COMMENT
〈右〉強いイメージになりがちなALLブラック。キャミソールのきゃしゃな形を利用して、女っぽさとやわらかさを演出しているのが絶妙(スタイリスト・船戸唯さん)
「黒タンクありきで」品よくボーイッシュ
辛口LADYを貫ける黒のタンクトップを軸に、ワイドやローライズなど旬のルーズなパンツに挑戦。上をボディコンシャスにすることで、カジュアル度の高いボトムもだらしなく見えず、シンプルに整う。
COMMENT
ふつうのタンクより肌の面積が増えるアメスリだから、腰ばきしたデニムもメンズっぽく傾きすぎず、ほどよいリラックス感に(船戸さん)
COMMENT
ベルトやカラーパンプスで小さくきちんと感を補っているため、ずるっと落ちた白パンツも「計算された脱力感」に思える(スタイリスト・出口奈津子さん)
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