個性を重んじる海外のファッション好きたちから、シンプルな装いの可能性を引き出すアイディアを調査。着方のテクニック、新配色の成功法etc.よく着る服をなんとなくで終わらせないために、ワールドワイドな視点をのぞき見。
海外インフルエンサーに学ぶ「足し引き」ルール
ラクしてキレイ、かわいいとカッコいいなど、相反する組み合わせを成立させるテクニックを知れば、理想の姿を実現させるのも簡単。スタイリング力に定評がある海外のファッショニスタから、ちょうどいいさじ加減をつくる私的ルールをリサーチ。
Chloé Harrouche(クロエ・ハロウィッシュ)
PROFILE:アパレルブランド『LOULOU STUDIO』の創始者でクリエイティブディレクターも務める、パリのインフルエンサー。
フォルムはゆるめるぶん「ほかはクラシックに」
ルーズなシルエットやくすみカラーのアイテムを主軸に、レザー小物で引き締めるのが好み。
「セットアップでハンサムを貫く」
ほどよく抜けが出て真面目になりすぎない。ルーズなサイズ感のジャケパンは多彩なシーンで活躍。対して小物は黒のレザーやシルバーのアイテムを合わせて仕上がりはシャープに。
「部分的なデザインで抑揚を」
立体感のあるスカートや、首まわりに装飾をあしらったブラウスなど。部分的なデザインがあることで、ゆるいシルエットでも間のびしないうえ、こなれ感もかもし出せる。
「丈を短く更新してゆるみをカット」
トップスやボトムの丈を短くして、メンズ的スタイルもすっきりと。スエットを肩巻きしたり、ジャケットをはおったり。上に重みを足すと、丈を変えてもバランスがとりやすい。
(海外スナップ12選の一覧)
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