「スラックスのようにも着回せます」スタイリストが自信をもって選んだ「ラクに着られて品がいい」ベージュのスウェットパンツ

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GISELe誌面で毎号さまざまな着こなしのアイディアや組み合わせを提案しているスタイリストたちが、季節をまたいで活躍するアイテムを徹底セレクト。移ろう気温にも柔軟に対応できる「今買って損なし!」なアイテムとは?



スタイリスト・渡邉恵子さん「選びのポイント」


「きちんとしたスタイルからカジュアルまで、幅広く着こなせるアイテムを念頭にセレクトしました。この2つはシーズンレスな要素も強く、暖かくなってからのスタイリングも容易にイメージできそうです。」(スタイリスト・渡邉恵子さん)



キレイめに着こなせてほどよいハズしにもなる1着

【SELECT POINT】
・キレイめにもカジュアルにも合う、重くない「茶色薄めのまろやかなベージュ」
・脚線を拾いすぎず、ルーズになりすぎない「テーパードシルエット」


ベージュスウェットパンツ 20,900円/ニコラ ジェンソン(リノウン) オリジナル生地の自然な光沢が上品。扱いやすく、装いに浮かないベージュのスウェットパンツ。タック入りですそ部分がフラットな仕様だからスラックスのように見えて、カジュアルから正統派までテイストを行き来できる。すそに向けて細くなるフォルムだから、ソックスINのアレンジもしやすい。



細身シルエットを生かして「スマートなブーツスタイル」

ざっくりとしたかぎ針編みニットの透け感とベージュのやわらかな配色で女らしく

ベージュスウェットパンツは着まわし。 白ニット 35,200円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 手に持ったコート 29,700円/AKTE オフ白ショルダーストラップつきバッグ 17,600円/アコック(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ダークブラウンロングブーツ 19,990円/ZARA(ザラ カスタマーサービス) パンツはももからすそまでタイトめな作りなうえ、すそがすぼまっているからブーツインでももたつきにくい。



「端正な見た目で実はスウェット」の意外性

女性らしいフリルブラウスをスエットパンツとスニーカーで旬のスポーティに

ベージュスウェットパンツは着まわし。 ライトブルーデニムジャケット 36,300円/デザイナーズ リミックス(コロネット) 白フリルブラウス 17,600円/Jilky 白×ブラウンワンハンドルバッグ 3,490円/KOBE LETTUCE 生成りスニーカー 11,000円/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター) クラシックな印象のノーカラージャケットは、デニムを選んでカジュアルダウン。ウエストまわりのボリュームがひかえめだからINしてもキレイ。



シアーブラウスで「カジュアルからモードに転換」

ソックスの中にすそを収めて全体の印象をスマート&ロングに

ベージュスウェットパンツは着まわし。 スクエアドットブラウス 39,600円/ブラームス(ワンダリズム) 黒フープイヤリング 2,100円/アビステ 黒ショルダーバッグ 5,290円/ZARA(ザラ カスタマーサービス) 白ソックス 935円/靴下屋(タビオ) 黒ストラップつきサンダル 2,310円/KOBE LETTUCE ボックスシルエットの辛めのシャツでハンサムに。サンダルに合わせたソックスの中にパンツのすそをインしてシャープさを加算。



スウェットパンツが街向きに変わる「着方のポイント」


どうしても家着に見えてしまう…という悩みも多いスウェットパンツ。そこでおしゃれな人がやってるような街仕様のスタイリングに近づくためのルールをシェア。



シルエットに抑揚をつける「ソックスIN」

正統派な白も親しみやすくなる「ライン入り」

緊張感のある白ジャケットを同色のスウェットと合わせてカジュアルダウン。さらにスポーティなソックスの中にパンツのすそをINすれば、シルエットもすっきり見えるうえ、白のワンツーも和む結果に。



ネイビーと黒をつなぐ意味合いでベージュのソックス

重さのある色同士のバランサーとなるベージュのソックスにパンツをIN。色にもシルエットにもメリハリがつき、スウェットパンツなのにどこかキレイに見える仕上がりに。あえてたるみをつくってキレイに入れない穿き方が気張って見せないポイント。



色を入れて「華やかに」

ラフなスエットに足元でかわいいアクセントをON

気負いのないスエットパンツと反対のテイストの足元なら、スタイルアップとおしゃれの奥行を同時にアピールできる。首のつまった白ロンTであえてスキをなくすことで、気品をキープ。


品のいいローファーで足元も街仕様に

メンズライクなCPOシャツは、やさしいミントカラーでかわいげを。スウェットパンツがアウトドアにならない、スリムな幅とゴールドのビット、ほどよいヒールで、女らしさのある足元が効果的。

ゆるみをとめるため足元で小さく派手色をMIX

ニットカーデ+スウェットパンツのラフなワンツースタイルは、鮮やかな2色を利用してシャープに。足元の範囲での少量づかいなら、映える色合わせも気張らず試せる。



だらしなさを払拭する「クールな肌見せ」

ヘルシーなデコルテ見せでメンズライクに女っぽさをプラス

胸元のベアトップからのぞかせた鎖骨がメンズ感強めのスタイルに抜けと女性らしさを加算。おかげで、無理にキレイなアイテムを使わずとも手抜きに見えず品のいいリラックス感に。



品のよさは配色に一任

白+ネイビーのどう着てもきちんと見える配色なら、スウェットパンツも臆さず使える。まくったブレザーのそでや足首を見せたヒール低めのベージュパンプスなど「色はきちんと、それ以外はゆるめ」でまとめると心地よくキレイなバランスに落ち着く。



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