羽織りとして長く活躍し、バランスも品よく整えやすいジャケット。今季はきちんと感を保つテーラードカラーはそのまま、より薄く軽い素材感で夏仕様にアップデート。厳しい季節も乗り越えられる、涼しいジャケットはどんなデザイン?
カーディガンのように「気楽に羽織れる」涼しいジャケット
薄手で軽く、ジャケット特有の美しいシルエット。使い勝手がいい一方で、やや窮屈にも感じるジャケット、その窮屈感を解消した、カーディガンのように合わせやすく、心地よく着られる名品をひとまとめにしてご紹介します。
CONTENTS
【1】「そでだけ透ける」デザイン
【2】 夏にぴったりな「サファリジャケット」
【3】気楽に羽織れる「カーディガン気分の」ノーカラー
【4】ウエストも上がって見える「ベルトつき」
【5】「気楽に着られてキレイに見える」リネンジャケット
【6】夏も必須な「正統派」
【7】トップスを重ねる感覚で「半そでジャケット」
【8】「ジャケットがあると上手くいく」失敗しない組み合わせ
【1】「そでだけ透ける」デザイン
透け感も「部分的」ならとり入れやすい。さらに辛口なジャケットならその甘さも中和され、透ける素材はジャケットの堅苦しさも和らげるという相互扶助のいい関係。
ベージュのワントーンがあか抜ける繊細な透け
ベージュジャケット 57,200円/ソブ(フィルム) ベージュボディスーツキャミソールトップス 9,900円/AKTE ベージュパンツ 8,800円/KBF(KBF ルミネエスト新宿店) ゴールドピアス 11,550円、ゴールドリング 23,760円/ともにSOKO(ZUTTOHOLIC) ナチュラルボストンバッグ 57,200円/センシ スタジオ(スティーブン アラン シンジュク) ベージュサンダル(別注) 39,600円/ピッピシック(LITTLE LEAGUE Inc.)
そでから透ける肌もキレイに見える白
白テーラードジャケット 42,900円/マルティニーク(マルティニーク ルミネ横浜) 身ごろは透けないから、インナーを選ばない。ダブルボタン+ゆったりめのシルエットで白の甘さをセーブ。
ほのかにツヤをまとったリッチな素材感
ネイビーオーバーサイズジャケット 75,900円/ロゥタス(ロゥタスカスタマーサービス) オーバーシルエットなら、ネイビーのテーラードもくだけた印象。シーンを問わずに着られる頼れる1着。
【2】 夏にぴったりな「サファリジャケット」
インナーにも悩まなくていい、ベルトつき。ウエストベルトの位置を、通常よりもやや高めに配した、ゆったりめのシルエットをセレクト。
シャツとジャケットの間をとった「サファリ」
遊びは色だけ。正統派な装いでカラーリネンもシンプルに着地
イエローサファリジャケット 39,600円/A PUPIL(UTS PR) ベージュパンツ 45,100円/ebure(ebure GINZA SIX店) ネックレス 18,150円/BRIE LEON(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
ナチュラルな素材感ならではの軽さ、深みのあるマスタードカラーはシンプル服・ベーシックカラーの気分転換にもうってつけ。半そでだから抜けも出て、ジャケットのような堅苦しさもなく、シャツを着るようなイメージでコーディネートできる。
ひらつかない程よい厚みがある上質な素材感
ベージュ共布ウエストベルトつきジャケット 52,800円/レリタージュ マルティニーク(マルティニーク ルミネ横浜) シルエットはゆったりめ。涼しげなグレイッシュなカラーリングと、乾いたような質感が夏にぴったり。
淡色ボトムやインナーにも好相性なブラウン
ブラウン共布ウエストベルトつきジャケット 64,900円/MARELLA(三喜商事) 黒ほど重く見えず、引き締まった表情でコーディネートもしやすい、ビターなブラウンはサファリジャケットにも似合う色。デニムのような風合いの、ステッチ入りデザイン。
【3】気楽に羽織れる「カーディガン気分の」ノーカラー
ノンストレスでさっとはおれるのに、きちんと見えするノーカラー。そぎ落とされたデザインに加え、緊張感のある形でラフな中に折り目正しさを。
使いみちの多い「丸首+グレンチェック柄」
チェックノーカラージャケット 89,100円/ebure(LITTLE LEAGUE INC.) 白ジャパンフィットTシャツ(2P) 3,520円/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) デニムパンツ 21,500円/ROLLA’S(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 眼鏡 23,760円/コーチ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) ベージュスエードバッグ 12,900円/MANGO ブラウンローファー 17,930円/A de Vivre
ハンサム一辺倒になりがちなジャケットのえりを丸く更新。首元がすっきりするだけで、パンツに合わせても仕上がりはレディに。ライトアウターとしてラフに羽織ったり、ゴールドボタンを止めてトップス的に着たりできるほか、厚みをおさえた生地のおかげでコートの中にも仕込める優れもの。
コンパクトなリネンのノーカラージャケット
黒リネンノーカラージャケット 8,999円/H&M(H&M カスタマーサービス) オフ白タイプライタースカート 20,900円/uncrave WHITE(uncrave) ゴールドピアス 13,090円/SOKO(ZUTTOHOLIC) 黒フラットシューズ 64,900円/ペリーコ(アマン)
輪郭をシャープにかたどる肩パッド入り。ツイード素材でよくある、クラシカルなジャケットをリネンに更新。古きよき気品はそのままに、素材のラフさで親しみやすく。トップス的に1枚で着ることで、くびれが引き立ち見た目もすっきり。ボタンも同色で、目立ちにくいのもいい。
ハンサムに装っても甘さが残る「ツイード」
たとえばメンズライクに転びがちな、パンツスタイルも和む、起毛感のあるツイードの甘くソフトな風合い。ノーカラー・ミックスツイード・金ボタンなどレトロなディティールをベースに「シルエットは少しゆったりめ」でモダンな仕上がりに。
装いを元気づけるビタミンカラー
ライムノーカラージャケット 31,900円/PHEENY 力まずまとえるドロップショルダー。細かい凹凸感のあるアムンゼン地を使用。カーディガン感覚で羽織れて着心地もいいフロントボタンのない、シンプルなノーカラー。デザインをそぎ落とし、飾りは目の覚めるようなライムグリーンのみ。
着心地も抜群なテロっとした薄手の素材
オフ白ジャケット 35,200円/ノーブル(ノーブル 有楽町マルイ店) そでに入った深めのスリットは、ジッパーで調節可能。
カーディガンのようなシャツジャケット
ジャケット 36,300円/エリオポール(エリオポール代官山) ビッグシャツのようなデザインに、くたっとしたリネンでさらに親しみを。
丸みのあるフェミニンなシルエット
黒ツイードジャケット 39,500円/Cygne 薄手で軽く、涼しいツイード素材も、黒で選べば洗練度高めに。ふくらみのあるフェミニンなシルエットも、短め丈でシャープな印象に。丸い白ボタンやパフスリも雰囲気づくりに貢献。
なつかしさのあるセーラーカラー
バイカラーショートジャケット・グレービッグカラージャケット 各22,000円/SeaRoomlynn カーディガンやトップスのように気楽に使えるショート丈。さらに合わせるシンプルなボトムを元気づけてくれるセーラーカラー。えりの存在感が増す細身身ごろと、白と黒の強いコントラスト。そのぶんほかの装飾はひかえめ。
淡色もぼやけない大きめのステッチ
ピンクニットジャケット 41,800円/ルル・ウィルビー(アルアバイル) ツイードで大人に寄せた、デニムに合わせたいピンク。ステッチでそれとなく輪郭をふちどり、かわいい色の間のびを防止。
しっかりと目の詰まった「伸びない」ミラノリブ
白ノーカラージャケット 39,600円/デ・プレ よれにくい、しっかりと目の詰まったミラノリブのノーカラー。カーディガンのように軽く肌触りも抜群。両サイドのポケットも装いのアクセントに。
前を閉めてトップス風にも
ブラウンノーカラージャケット 63,800円/ギャレゴ デスポート(ビショップ) レイヤードにも適したゆったり感。ソフトな綿素材、軽く着心地も抜群。
モノトーンでトロピカル柄も都会的に
リーフエンブロイダリージャケット 35,200円/ハウス オブ ロータス パームツリーのリーフ柄ながら、モノトーンなら都会的。
【4】ウエストも上がって見える「ベルトつき」
全体に余白を持たせたシルエット。ウエストベルトでマークすることで、シンプルな装いにメリハリもつき、スタイルUPも両得。
「トップス感覚で着られる」ガウンのようなジャケット
羽織るというより着る感覚。首元が開いたガウン風のデザインはTシャツやタンク、ニットやハイネックなど、さまざまなインナーとのバランスも良好。ベルトを締めてトップスのように着れば、ウエストマークによる自然なメリハリでスタイルアップ効果も。
着回しもきくシンプルなデザイン
白共布ウエストベルトつきジャケット 15,990円/ZARA(ザラ カスタマーサービス) ウエストベルトは高めの位置にデザイン。ボタンレスのショールカラーでエフォートレスに。
ひかえめなストライプ柄とエレガントなカシュクール
黒ピンストライプひもベルトつきジャケット 60,500円/サムソ サムソ(エイト) さりげなく入ったピンストライプが黒の重さを中和。ウエストの位置より高めに配したフロントボタンでスタイル良く。深いカシュクールデザインで辛口なテーラードもLADYな表情に。
ハリのある素材感でキレイなシルエットをキープ
ベルトつきジャケット 39,600円/martinique(マルティニーク ルコント ルミネ有楽町) 適度なハリもあるやや透け感のある素材。
【5】「気楽に着られてキレイに見える」フォーマルなリネンジャケット
羽織るだけでスタイルUP、気になるヒップも隠れる丈、着心地のいい素材感とシルエット。おまけにシーンを選ばず着回しもきく、いいことづくめのジャケット。
失敗しない組み合わせ「ミニボトムと長め丈の辛口ジャケット」
長め丈テーラードはショートパンツ攻略の近道。形もきちっとした正統派でボトムとのテイストに差をつけて。ベージュ+ネイビーの配色でも品性を保てば、プリントTのハズしも悪目立ちせず好作用。
微光沢な黒だからシーンレス
19,800円/スローブ イエナ(スローブ イエナ 自由が丘店) 微光沢を含んだ、ゆるくもなくタイトでもない、美シルエットのダブルボタンジャケット。お尻が隠れる丈感でリネン100%生地でこのプライス、というのもうれしいポイント。
奥行きが出せるミックスカラー
29,700円/アダム エ ロペ シルクやコットンなど、さまざまな素材をかけ合わせたツイード織。夏らしいネップ加工もお堅いダブルのテーラードをカジュアルに見せる要素。
ブルーデニムに似合うラフな白
41,800円/ヤヌーク(カイタックインターナショナル) 装飾のないそで口や、同色のフロントボタンなど、いい意味で特徴のないごくシンプルで上質な1着。シルエットも程よい余白を含み、柔らかな質感で着ていて疲れない。
より品よく見える3つボタン
黒ライトジャケット 33,000円/MIDIUMISOLID(マザーズ インダストリー) リネンを含んだシャリ感のある素材で、かさっとしつつもツヤを感じるモードな質感。ヒップが隠れる丈感、ゆとりのある身ごろでベーシックに着られる仕立てに。
おかたさが和むマスタードイエロー
イエローリネンジャケット 39,600円/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 青山店) ベージュ気分で着られる渋みのあるイエロー。程よいゆるさとドロップショルダーで、必要なきちんと感は残しつつも、力みの抜けた印象に。
きちんと感がちょうどいい「身ごろはジャストで丈長め」
黒シガレットパンツ 16,500円/AKTE リネンジャケット 41,800円/バビロン(バビロン新宿) リバーシブルロゴTシャツ 19,800円/セント ジョンズ サード クラブ(アマン) 黒ポインテッドトゥパンプス 57,200円/ネブローニ
ウエストまわりの気になる部分は隠しつつ、上半身はすっきりさせることで、体をキレイに見せてくれる。適度な肉感のあるヘビーリネン生地だから、着心地は軽やかでも見た目は品がいいまま。
【6】夏も必須な「正統派」
着る服が薄手で軽くなってくるから、ジャケットは程よい重みや厚みのあるタイプが好バランス。
カーディガンより先に・カーディガンのようなジャケットを
ジャケット特有のかちっとした見た目はそのままに、柔らかく薄手の素材感・形やゆるめ・丈は長めのカーディガン感覚で羽織れる1着を。輪郭がぼやけがちな、淡いトーンの配色を引き締める役割としても有効。
ウエストサイドのしぼりで美形に
ベージュジャケット 33,000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) 白が混じったようなやさしい色。合わせやすいノーカラー、伸縮性も高く着心地も抜群。
かっちりしない薄手のジャケット
ネイビージャケット 27,500円/ソージュ(ソージュ オンラインストア) カーディガンのように使える、まじめになりすぎないくたっとした薄手の素材。着たときも、かっちりしすぎず使いやすい1着。
グレー感覚で合わせられるシルバー
シルバーツイードジャケット 36,000円/バナナ・リパブリック グレーっぽく使える正統派フォルムのシルバージャケット。インナーや着方によって表情が変わるジャケットだと、一風変わったツヤっぽい素材でも意外と派手さが和らぐ。
【7】トップスを重ねる感覚で「半そでジャケット」
Tシャツのように気楽に羽織れる半そで。まるでトップスのように軽く、着ていて肩も凝らない今シーズンのニューフェイス。
「軽く着やすく使いやすい」ハーフスリーブ
便利で使い勝手がいい反面、お堅さや重さ、合わせによっては力の入った印象の黒テーラード。そでをカットし素材にも軽さを出すことで、黒ジャケットの長所はそのままに、カーディガンやトップスのように気楽に羽織れる存在に。ひねりを効かせた白いシャツ・さらにビスチェを挟んで白とジャケット&デニムというスタンダードな組み合わせをアップデート。
ポイントは1つボタンとカシュクール調のデザイン
黒ハーフジャケット 36,300円/ジャーナル スタンダード レサージュ ジャケットといえどTシャツのように気楽に羽織れて、トップスのように軽い半そで。快適なリネン素材は暑い日でもきちんと見せたい日に最適。
窮屈感のない「ややフレアなシルエット」
ジャケット 24,970円/アンクレイヴ スタンダード(uncrave) かっちりしすぎないしなやかな風合いでも、シルエットにカドをもたせてハンサムなイメージをほどよくキープ。シワになりづらく接触冷感もそなえた機能素材は真夏にも重宝。
レイヤードしやすい長めのそで
黒ハーフスリーブジャケット 25,300円/フレームワーク(フレームワーク ルミネ新宿店) ビッグTを中に着ても拾わないボックス型。
印象的なスリーブで薄グレーをフェミニンに
グレーバルーンスリーブジャケット 46,200円/ラム・シェ(ブランドニュース) そでのふくらみで、おかたさの中に女性らしさが。
黒の緊張感をほぐすドライなタッチ
黒リネンストレッチジャケット 46,200円/ウィム ガゼット(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) 伸縮性のあるリネン混素材が心地いい。
真っ白なのにかしこまらない「キレイのバランス」
ブラウンストラップシューズ(2) 12,980円/A de Vivre 黒ミニスカート 47,300円/SEA(エスストア) ジャケット 66,000円/Waltz(スタニングルアー 新宿店) Tシャツ 9,900円/någonstans ソックス 660円/靴下屋(タビオ) バッグ 8,800円/ル タロン(ル タロン 有楽町マルイ店)
おかたく見えない秘訣は、直線と曲線のバランス。胸元からセンターへと弧を描くシームラインと、首まわりからすそに向かって角度をつけたネックラインとが、シャープなのに女らしい絶妙なさじ加減を演出。すっきり見えるノーカラーの半そでデザインも相まって、「白でジャケット」でも臆さず着られる1枚。
Tシャツではもの足りないレギパンを補うために
ピンク半そでジャケット 24,970円/uncrave STANDARD(uncrave) 黒ブラトップ 7,590円/AKTE レギパン 2,990円/ノアール(ノアール/mighty) シルバーリング 74,800円/ノアーク(ノウン) ドットシアーソックス 1,100円/タビオ 黒バッグ 68,200円/MAISON CANAU(ヤマニ) 黒サンダル 20,900円/モリーニ(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
ダブルボタンやカドのあるすそデザインで、見た目にも軽いくすんだピンクをハンサムに。色の甘さが浮かないようにドット柄の靴下を仕込んでバランス調整。ジャケットはお尻が隠れるうれしい丈感。
【8】「ジャケットがあると上手くいく」失敗しない組み合わせ
コーディネートの完成度を上げるジャケットの合わせ方をご紹介。バランスもスタイルも整う、10のルール。
デニムと白にカラージャケット
気どるのはジャケットだけ。それ以外は脱力を。主役を張るピンクも難なく受け止める「白Tとデニム」を軸にカラージャケットを選抜。靴はヒールなしでもスタイルよく仕上がる、先細で縦長のフォルム。さらにワイドなデニム&足首の見える丈で、脚の一番細い部分を見せることでバランスアップ。
短いショートパンツとビッグジャケット
すべて見慣れたアイテムの中で、ボトム丈とトップス・ジャケットのシルエットで目新しく。オーバーサイズのTシャツに合わせてジャケットもBIGサイズを採用。ショートパンツの脚を覆うようなサイズ感の辛口ジャケットが、引き締めとバランス調整役に。
ラクな素材のハイウエスト+かっちりとしたショート丈
王道の紺ブレをちょうどウエストほどのショート丈にアレンジ。丈を短くしたぶん、やや大きめのボタンや胸ポケットをあしらえば、モードに転ばずキレイな方向で使える。腰位置があがるぶん、旬のワイドパンツやスポーティなワークパンツともすっきりとスタイルよく。
「ワンマイル的」ジャケットとワンピの組み合わせ
部屋の中でもお出かけにも。シンプルな服の中で、新たなレパートリーとして加えたいのは、そんな両方のシーンを行き来できるジャケット。リラックス感に甘んじることのない「家と外」を行き来できるような、女っぽさとファッション性も加味したデザイン。ヴェールのような透けるジャケットに、柔らかく揺れるワンピース。「着用感」を忘れさせてくれるような、心地よさを日常に。
ジャケットありきでスエットパンツ
キレイに穿けるスエットパンツは、欠かせない主役ボトムの1つ。そのラフな素材感を生かし、これからはかっちりとしたジャケット、ヒールパンプスにレザーバッグと、素材以外はまじめに徹した装いに。白&ネイビー配色ならさらに大人っぽく都会的なムード。
白のデコルテ開きトップス+ゆったりとした辛口な白
白で投入したい「やわらかく流れるような質感」のアイテム。背筋の伸びる白のテーラードジャケットもカーディガンのようにリラックスした見た目に。タンクトップとあせ色デニムにはおって、辛口かつ女らしい理想の仕上がり。
ショート丈+ロングスカートでワントーン
ワンピースを作るようなイメージでコーディネート。ジャケットはオープンカラーのタイプを選び、胸元を開けて抜け感を。
ゆったりとしたとろみジャケット+肌見せインナーで「気だるく品のある」装い
使い勝手のいい「シャツのようなとろみ素材」。これからの配色の要となる、白×ベージュのやさしいコンビネーション。ビターなブラウンは、そんなやさしい配色にもぴったり合う色。
上下メンズライク+テーラードとLADYな小物
鉄板の「デニムとジャケット」を軸にデニムをカーゴパンツに変更。間違いのない組み合わせをベースに、ボトムをカーゴパンツにアレンジ。幅広なシルエットに大きめポケットをあしらったカーゴパンツは、白を選ぶことで洗練さが向上。大人っぽい見た目を約束するとともに、タフなディテールによって白ボトムがシャープに見えるうれしい効果も。
ノースリワンピと半そでジャケット
鉄板のワンピース+スニーカーの組み合わせを「半そでジャケット」で今年らしくアップデート。気楽で甘めなワンピースの引き締め役のジャケットも、そでがないことでかっちりしすぎず、ちょうどいいバランスに仕上がる。