よく着る服をもっと生かすために。そしてこれから「よく着ることになる」服選びのために。シルエットや配色、テイストMIXの方法など、ごくシンプルな服でも今っぽいバランスに仕上がる服の選び方。
例えばこんなとき 「着てきた服」の活用法
これまで着てきた服の中から、秋からも活躍するベーシックな服をピックアップ。そして肌寒くなるまでの服の活かし方を「たとえばこんなとき」日常に起こりうるシチュエーションに応じたコーディネートでご紹介。
日帰りでちょっと遠出
→【ワンピ+Tシャツでラクしてキレイに】
過ごしやすいだけじゃない。高揚感まで味わえるワンピのゆれ
白ティアードワンピース(インナーつき) 19,800円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) カーキキルティングバッグ 49,500円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) ピンクミュール 6,990円/MANGO グレービッグTシャツ 1,463円/ユナイテッドアスレ(キャブ) サングラス 41,800円/アヤメ
ワンピースの上から、オーバーサイズのTシャツを重ねてカジュアルダウン。スカートとして活用することで快適で動きやすい見た目と、動作によってなびくすそで開放感も得られる装いの完成。
近所にお出かけ
→【コンパクトな黒とゆったりとしたニット】
アクティブさを隠すようにざっくりとしたニットをON
ベージュメッシュニット 26,400円/カオス(カオス表参道) 黒クリアハートバッグ 33,000円/VASIC(ヴァジックジャパン) 黒ハーフパンツ 33,000円/SEA(エスストア) レオパード柄ミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) 黒ニットタンクトップ 27,500円/カオス(カオス表参道) ヘアバンド/スタイリスト私物
「ちょっとそこまで」な日でも、オシャレ心は忘れない。ベースは動きやすさ重視の黒だけど、長そでのニットをかぶせるだけで大人の余裕を感じさせる装いへ。ボディラインもそれとなくカバー。
身軽な装いで買い物へ
→【全部ゆるめな装いはインナーだけコンパクトに】
ルーズなハイウエスト+コンパクトなトップスINでスタイル良く
ピンクミュール 6,990円/MANGO 黒リネンジャケット 31,000円/バナナ・リパブリック 白カップつきタンクトップ 5,390円/ミラー フォー アダム エ ロペ(アダム エ ロペ) ベージュワイドパンツ 13,900円/MANGO バーガンディウエストポーチ 8,580円/BATTLELAKE OUTDOORS(メイデン・カンパニー)
ルーズなハイウエスト+コンパクトなインナーをワイドパンツにIINしてスタイル良く。アウターとボトム、ともにリラックスしたシルエットの組み合わせは、アウターを短め丈に、そしてインナーをコンパクトにするとバランスよく整う。足元は先細のヒールパンプスを合わせればONタイム仕様にも。
家を出るまであと10分
➡【考えなくてもバランスよく整うセット】
「短い丈羽織りもの+甘めワンピース」
白ティアードワンピース(インナーつき) 19,800円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) ベージュスニーカー 7,700円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 黒ベスト 20,000円/バナナ・リパブリック バーガンディウエストポーチ 8,580円/BATTLELAKE OUTDOORS(メイデン・カンパニー)
時間がなくても凝って見えるワンピース軸のレイヤード。コーディネートに悩む余裕がない日は、そのまま着られて絵になるシルエットのワンピースが頼りに。上から端正なベストを重ねれば、簡単だけど手抜きに見えないシンプルな装いに。
晴れた日のアウトドア
→【Tシャツ風のブラウスでデニムを品よく】
Tシャツだとただのボーイッシュ。シャツでかなうすぎないアクティブ
ベージュスニーカー 7,700円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) ダメージデニムパンツ 36,300円/KAORI HIGUCHI×YANUK (カイタックインターナショナル) アイボリーシルクシャツ 16,500円/バナナ・リパブリック リボンつきハット 23,100円/Lack of Color(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)
まずは行き先に適した足元からコーデを逆算して、スニーカーをセット。レジャーシーンにも寄り添えるカジュアルなデニムを選んだら、トップスは半そででも品のよさを残せるシャツがベター。日差しよけにもなるハットをプラスしたら完璧。
仲間どうしの気楽なパーティ
→【ロングスカート+ベストで辛口にドレスアップ】
ベストの肌感+サテンの光沢を味方に
黒ロゴキャップ 7,920円/BLUESCENTRIC(メイデン・カンパニー) チェーンつきブラウンミニバッグ 6,990円/MANGO カーキフレアスカート 18,920円/ReNAVE(NAVE) 黒リネンベスト 20,000円/バナナ・リパブリック デニムパンプス 7,990円/MANGO ゴールドプレートイヤリング 6,480円/アビステ
日常の延長でおめかしするくらいのさじ加減なら、冷静さを保てるIラインを軸に。ラフに見えないベストとサテンを組み合わせたら、キャップでハズしてありがちなドレスアップからの脱却を。
初めましての人と会うとき
→【上はお堅く・ボトムはラフに】
好感度に加えて親しみも感じさせるジャケットとデニムをセット
ダメージデニムパンツ 36,300円/KAORI HIGUCHI×YANUK (カイタックインターナショナル) 黒クリアハートバッグ 33,000円/VASIC(ヴァジックジャパン) 黒リネンジャケット 31,000円、黒リネンベスト 20,000円/以上バナナ・リパブリック レオパード柄ミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ)
ラフなパンツを穿く日に欲しいきちんと感。「ジャケット+ベスト」で上はしっかりお堅くまとめつつ、ボトムは気楽なデニムを起用。かわいいバッグで親近感につながる計算を。
予定がつまった1日
→【動きやすくてきちんと見える黒のワイドパンツ】
合わせるトップスを選ばない黒ワイドパンツ+茶ローファーの組み合わせ
チェーンつきブラウンミニバッグ 6,990円/MANGO ブラウンローファー 17,930円/A de Vivre 黒ワイドパンツ 15,000円/バナナ・リパブリック ブラウンTシャツ 8,250円/プラージュ(プラージュ ルミネ有楽町店) 眼鏡 42,900円/アイヴァン(アイヴァン 東京ギャラリー)
どんなときでも頼れるのは、黒のセンターシーム入りワイドパンツ。+ブラウンのローファーをセットした正統派なボトムラインを軸にすれば、Tシャツもシャツも、タンクトップもキャミも、コンパクトな形もゆったりとした形も、合わせるトップスを選ばずにバランスよくまとまる。
気温の変化が激しい1日
➡【肩掛けもできるスウェットを活用】
これからのスウェットは「短め・ゆるめ」
ブラウンワイドスエットトップス 22,000円/NDX®(S&T) チェーンつきブラウンミニバッグ 6,990円/MANGO レオパード柄ミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) ベージュワイドパンツ 13,900円/MANGO ブラウンTシャツ 8,250円/プラージュ(プラージュ ルミネ有楽町店)
昼は暑くて夜は涼しい。そんな日はスエットが1枚あると安心。暑いときは肩にひっかけてTシャツの飾りに。寒くなったらそのまま上から。よく着るトップスと同じ色をそろえておけば、ぱっと見の印象が大きく変わる心配もなし。ゆるめのハイウエストボトムが主流の今は短めの丈・ゆるめなシルエットが便利。
気合いを入れたい平日
→【ハーフパンツ+ジャケットでセットアップ風に】
ハーフパンツで実現する「カジュアルにスーツライク」な装い
黒ハーフパンツ 33,000円/SEA(エスストア) 黒リネンジャケット 31,000円/バナナ・リパブリック デニムパンプス 7,990円/MANGO グレービッグTシャツ 1,463円/ユナイテッドアスレ(キャブ) シルバーフープピアス(片耳) 18,700円/e.m.(e.m. 青山店)
たとえばカジュアルフライデーの日に、背筋がのびるジャケットとリラックスしたハーフパンツで。ヒールをはいて張り合いを持たせつつ、インナーにはラフなTシャツを選び、適度に息抜き。
一日中デスクワーク
➡【ラクだけどキレイなカジュアル】
Tシャツやニットにも好相性。キレイだけどノンストレスなサテンスカート
カーキキルティングバッグ 49,500円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) ピンクミュール 6,990円/MANGO カーキフレアスカート 18,920円/ReNAVE(NAVE) グレービッグTシャツ 1,463円/ユナイテッドアスレ(キャブ) サングラス 41,800円/アヤメ
今はTシャツ。秋からはニットやスウェットと。ラフなトップスをキレイに整えるサテンスカートは冬も必須なボトムの1つ。広がったシルエットよりも、まっすぐな形の方がドレス感もほどよく抑えられて、ゆったりとしたアウターやトップスとも好相性。
仕事のあとに予定あり
→【半そでシャツをジャケット代わりに活用】
レースワンピもほどよい甘さに
白ティアードワンピース(インナーつき) 19,800円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) 黒クリアハートバッグ 33,000円/VASIC(ヴァジックジャパン) レオパード柄ミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) アイボリーシルクシャツ 16,500円/バナナ・リパブリック
たとえば週末の金曜日。夜の予定に合わせて華やかさも欲しいときは、シンプルでありながらある意味着映えも図れる潔い白のワントーンが頼りに。ジャケットに匹敵するシャツのクリーンさとワンピのドレス感で、どちらの願望も両得。
「着回しが続いていく」ベーシックな服
コーディネートで使用した服と小物。今と秋をつなぎながらも、秋からも活躍していくベーシックな服。どうにでも立ち回れる垣根のなさと、組み合わせを選ばない柔軟性をもった便利な服。
季節を問わずに使えるボトム
クラッシュが今また新鮮
ダメージデニムパンツ 36,300円/KAORI HIGUCHI×YANUK (カイタックインターナショナル) 秋からのキレイめなアウターやリブニットにも相性がいい、淡いブルーのワイドデニム。色ムラも少なく、清潔感も残せる。
心地のいいスキニー的存在
黒ハーフパンツ 33,000円/SEA(エスストア) 丈を短くすることで、地厚ながら快適に。ミニマルだからよくあるショートパンツより意外と大人。秋からは上はニットやアウターなど厚みを持たせ、下は細身のハーフパンツで軽快に仕上げたり、ブーツにも好相性。
ニットやブーツにも好相性なサテン
カーキフレアスカート 18,920円/ReNAVE(NAVE) ウールやニット、スウェットなどこれからのトップスやアウターにぴったり似合うサテンの上質な光沢と優美な揺れ感。ともするとドレッシーな1着は、無骨なカーキでカジュアルダウン。
アクセントになる幅広なロールアップ
ベージュワイドパンツ 13,900円/MANGO 目を引くロールアップがほどよい飾りに。ウエストはきゅっと、すそは広がるAライン。
ジャケットやカーデなど羽織りモノにも好相性なタンクトップ
うれしいカップつき
白カップつきタンクトップ 5,390円/ミラー フォー アダム エ ロペ(アダム エ ロペ) 透ける白&肌感多めなアメスリのインナー問題をラクに解決。
1枚でも着やい地厚さ
黒ニットタンクトップ 27,500円/カオス(カオス表参道) レイヤードにもうってつけのビスチェのようなニットタンク。クルーよりもやや広い、なだらかなスクエアネックがデコルテまわりを美しく。
Tシャツは似合う色が多い色とサイズ感で差をつけて
ユニセックスなXLサイズ
グレービッグTシャツ 1,463円/ユナイテッドアスレ(キャブ) 白よりも落ち着きがあり、合わせる色も選ばないニュアンスグレー。そのまま着るとお尻を隠せる丈感。
渋い色で秋支度
ブラウンTシャツ 8,250円/プラージュ(プラージュ ルミネ有楽町店) Tシャツなのにエレガントな質感とコンパクトなシルエット。つまりぎみのネックライン、こげ茶カラーとシックな要素が満載。
開襟でお堅さをセーブ
アイボリーシルクシャツ 16,500円/バナナ・リパブリック ノースリとTシャツの間のようなそでの長さ。身ごろとそでに境目がないから、体になじみやすい。シルク100%の上質感。
レイヤードしやすい「ゆったりとしたニット・スウェット」
前後で使える2way
ベージュメッシュニット 26,400円/カオス(カオス表参道) ロンT感覚で着られる、重ね着前提の薄手ニット。サイドスリットのおかげでインせずともバランス良好。
着る以外の使い方にも
ブラウンワイドスエットトップス 22,000円/NDX®(S&T) スタイリングのもの足りなさを補える形と色み。ストールのような役割として、肩掛けして使うのにもちょうどいいサイズ。
羽織っても1枚でもさまになる便利なビッグシャツ
メンズならではのいいゆとり
ネイビー×白ストライプシャツ(メンズ) 39,600円/ATON(ATON AOYAMA) よく見ると極細の白ストライプが入った、さわやかな配色。一見コンサバなストライプも、メンズサイズのおかげでラフに装える。
ゆるニットやメンズシャツに似合う甘めなAラインワンピ
1枚でも上や下に重ねても
白ティアードワンピース(インナーつき) 19,800円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) タンクのように使える万能さ。ジャケットやゆるニット、スウェットなど、秋からの羽織りモノやトップスとも好相性。
あると便利なベスト・ジャケット・パンツのスリーピース
それぞれ単品でも確実に使える
〈上から〉黒ジャケット 31,000円、黒ベスト 20,000円、黒ワイドパンツ 15,000円/以上バナナ・リパブリック 微光沢を含ませたスリーピース。ジャケットもパンツも「ジャストでもなくゆるすぎない」使いやすく着心地のいいサイズ感。
+ソックスとの合わせもハマるバックストラップのパンプス
シャープな形を素材で身近に
デニムパンプス 7,990円/MANGO かかとに抜けの出る、ストラップタイプが万能。デニムを採用した、ワークシーンにも通用する端正な濃紺。
秋までと秋からのミュール
秋からの足元にもちょうどいい起毛感
レオパード柄ミュール 35,200円/PIPPICHIC(ベイジュ) フラットのつっかけだからスパイシーな柄と鋭利なポインテッドの強さも気負わずはける。
季節を問わない主役「ローファーとスニーカー」
正統派は黒よりブラウンで
ブラウンローファー 17,930円/A de Vivre わかりやすくきちんと感を得られるローファー。キャメルに近いブラウンならマイルドな印象。
スタイリングにとけ込める
ベージュスニーカー 7,700円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) なじみのいいベージュなら、テイストを選ばずハマる。
シーズンを問わずに活躍する3種類のバッグ
肩掛けにもちょうどいい持ち手の長さ
カーキキルティングバッグ 49,500円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 大きめながら、マイルドなカーキだから重さが出にくい。
クラッチをドライな素材で
チェーンつきブラウンミニバッグ 6,990円/MANGO 秋冬からも使えるビターなブラウンのリネン素材。出し入れしやすいがま口タイプ。
さし色として便利なミニバッグ
バーガンディウエストポーチ 8,580円/BATTLELAKE OUTDOORS(メイデン・カンパニー) 深い赤がスポーティさを緩和。