デニムを穿くとき「黒や白より大人っぽい」ブーツの色

これからのスタイリングを支える重要な役割を果たすブーツだから、納得のいく1足を見極めたい。合わせやすい色であることを前提に、その色ごとにこだわりを細分化。 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです。


(TOPICS)
【1】デニム姿に似合う「ブーツの色」
【2】品のよさを含んだ「キレイに履けるスニーカー」

【1】デニム姿に似合う「赤みがかったブラウン」

黒さながらの万能性を持ちながら、黒とは違い色幅の広いブラウン。中でも赤を少量落としたような色みだから、履くだけでデニム姿を女らしく引き上げ、カジュアルを大人っぽく高めてくれる。

エレガントに寄せるワインレッド

スクエアトゥブーツ(7) 29,700円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) 先細りしたスクエアトゥと7cmのセットバックヒールで女性らしく。同色ロゴがさりげない飾りに。

装飾がわりの型押しデザイン

型押しドッキングブーツ(4) 35,200円/卑弥呼 シープストレッチ素材のレザーボディと太ヒールでストレスなく長く履ける。かかと部分はクロコの型押しでひかえめなアクセント。

きちんと感がそなわるスクエアトゥ

スクエアトゥダークレッドブーツ(6) 16,500円/ニカル(ダブルエー) 深みのあるワインに近いカラーでレディライクに。少々角のあるトゥとヒールでひとクセ効かせて、スタイリングのアクセントに。

茶系の中で差をつけて単調さを払拭

デニム以外のアイテムはこっくりと深いブラウンをメインにまとめると、風格のあるクラシカルなムードに。広がったすそとショートブーツによる締まった足首との差異が細見えを促す。

上下デニムにも浮かないバランス感覚

カジュアル感も重厚感も備えた厚底ブーツもレディッシュブラウンならほのかに女性らしく。ワイドなシルエットをキープしながら、濃紺の上下+シャツのインテリ気味なムードを中和できる。

黒デニムと合わせても強すぎない

黒デニムと黒ブーツだと緊張感が出すぎる場合も。たとえミニ丈のスカートとでもハードになりすぎないから、ロングブーツの選択肢の一つとしても赤を含んだブラウンは優秀。


【2】「強さとやさしさがちょうどいい」ブラウンスニーカー

黒よりもマイルドな引き締めがかない、白よりも表情やニュアンスをそなえるブラウンのスニーカー。コーディネートに必要な足し引きを一手に担える使い勝手のいい色だけで、品のよさも含んだキレイに履けるシューズをラインアップ。



味わい深いスエードとブラウンのグラデーション

スニーカー 24,200円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 黒ニットトップス 16,500円/スピック&スパン(スピック&スパン ルミネ有楽町店) パンツ 7,700円/ディッキーズ キャップ 5,060円/ニューエラ


ラフなイメージを逆手にとり、色みにこだわって選べば「カジュアルなのに大人っぽい」テイストを問わずに使えるアイテムに変化。スニーカーはあせたようなスエードの風合いも手伝って、紳士の足元のような大人っぽさを演出。幼く見えず、素材のやわらかさも引き立つブラウンの力を使って、カッコいいのに親しみやすい仕上がりに。



コンサバすぎない細身のベージュ

ベージュスニーカー 39,600円/BEAUTIFUL SHOES(オーセンティック・シュー&コー) シンプルな服に浮かないほどよいウェッジソール。素材感に差をつけたアッパーがコーディネートを単調に見せない。



落ち着く配色でスリーストライプス

ブラウン×ピンクラインスニーカー 15,400円/adidas Originals(アディダスお客様窓口) 定番のスリーストライプを白ではなくピンクで採用。コントラストが落ち着いて、スポーティデザインを穏やかなムードで履きこなせる。



スウッシュをきりっとさせない「スエードのあたたかみ」

ベージュローカットスニーカー 15,400円/NIKE SPORTSWEAR(NIKE カスタマーサービス) アイボリー+キャメルの配色でスニーカーをニュートラルに位置づけ。結果、整え役にもハズしにもなる1足。



整え役にもハズしにもなるグラデーション

スニーカー 27,500円/CLAE(リーガルコーポレーション)  ヌーディな色みから濃厚なブラウンまで1足で拾えるから、ボトムの色にとらわれずなじみやすい。通気性のあるナイロンメッシュ生地でこっくりとした色合いの重さをカット。


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