バングルの延長でパームカフ

「手元にまとうジュエリーでカジュアルな服に適度な女らしさを。長めのそででも隠れることなく、手の甲を飾るパームカフは私もすでに購入済み。リングなどを重ねても素敵ですが、意外としっかり主張してくれるので、1つでも十分存在感が出せます。全部の指にリングをつけるのと近い感覚ながら、バランスを気にせず使える手軽さ」(樋口さん)
「気遣い」のあるアクセサリー

「パールピアスの気分転換にゴールドを。アンクレットはデニムを女っぽくはきたいときに。たとえすそで隠れてしまっても、“足首にも気を使っている”というマインドに効くアイテム」(樋口さん)

「小粒のボールピアスは、かわいらしさと品の良さどちらもアピールしてくれるので重宝」(樋口さん)
ジュエリーがわりのサテン素材


「奥ゆかしい輝きのサテン素材。いつもならキャップは、メイクはナチュラルで耳にピアスをつけるバランスが好きなのですが、これはジュエリーレスでかぶりたい」(樋口さん)
シンプルなスタイリングに「知性を宿す」

「何かもの足りない、そんな日はアクセサリーを足すのではなくかけるだけでオシャレっぽく見えるブラウンフレームの眼鏡が便利です」(樋口さん)
ヘアスタイルが決まらない日に

「セリーヌで購入。黒は強いかな?と思ってネイビーに。ヘアが適当なときや服がごくシンプルな日もこれ1つでもつ。バッグに入れておくとなんとなく落ち着きます」(樋口さん) 眼鏡/樋口さん私物
大きな暗色コートとカラースニーカー

「スタイリングいらずともいえる、全身を包み込むオーバーサイズのロングコートやワンピース。それらに似合わない靴はほとんどないから、色やデザイン、ボリューム感など、第一印象で惹かれたスニーカーも試しやすいと思います」(樋口さん)
長丈ワンピとカラースニーカー

「ドレスライクな1着は足元をハズす。ロングワンピの気分転換にすそからヴィヴィッドカラーのスニーカーをのぞかせて。キレイめな装いをくずしながら華やぎをプラス。ある種、黒ワンピースとスニーカーは定番的な組み合わせなので、その安心感をもとに、自分の好きな色やデザインを楽しんで」(樋口さん)」
「スニーカーの日にスタイルいい」と思われるパンツ

スニーカーが似合うすそ幅に計算された名作。ヒールをはいたときもまじめすぎずにゆるさが残せる。トップスも靴も選ぶことなく使えて便利。シワになりにくいのも利点」(樋口さん)


「ときにデザインで入ったラインさえTOO MUCHに見えてくるから、究極にシンプルな白スニーカーはありがたい存在。その中でもこのムーンスターのそぎ落とされたデザインはどんな服にも合わせやすいので、ついコレばかりを使いがち。それくらいムダのない白はスタイリングにも不可欠ということが自分的にもあらためて分かった1足」(樋口さん)
赤のニット帽でメンズっぽいアクセント

「スエット+赤いニット帽の、オシャレなメンズがしていそうな脱力感のある遊びがかわいい。コンパクトめな形だから子どもとシェアできそう」(樋口さん)
ボトムを選ぶ基準「ベストな丈感」はローファー基準で決める

「女っぽすぎず、カジュアルすぎずでちょうどいいローファー。パンツはスキニーやストレートに関わらず、ボトムの丈は、ローファーを履いてソックスの見え方もバランスよく仕上がる、足首が出るくらいの長さがベスト」(樋口さん)

「ローファーは細長フォルムでトゥはスタンダードな丸みのあるタイプがベストです。黒もいいですが、ローファーという靴に合う色・ブラウンは1足欠かせない。どんな色のボトムにも合わせやすいというのも利点」(樋口さん)
白ソックス+ブラウンローファー+デニム

「私的な冬の組み合わせセオリーの1つ。デニムスタイルの1つに加えたいのが、濃紺のデニムパンツにロンTや靴下を挟み、肌を見せずにキレイめに仕上げること。派手色ニットもロンTを1枚中に入れて、白を効かせるだけで着やすくなります。肌が見える部分を、ソックスやインナーの少量の白で覆うのがポイント」(樋口さん)
シーズンを問わずに使えるロンT

「ネックラインは詰まっているほうが、デニムやチノなどカジュアルなボトムとのバランスがとりやすい。ロンTは通常の半そでTシャツのようなドライな風合いではなく、しっとりとしたブラウスのような軽やかな風合いで品よく見えるタイプを選ぶのがポイント。シーズンを問わずに長く使えて、白Tをきちんと着たいときにもおすすめです」(樋口さん)
ラルフの中で二択

よくはくパンツ丈とローファーから、ワンポイントが絶妙にのぞくという理由で愛用。定番のネイビーと、よりさりげないゴールドベージュのモチーフ別にまとめ買い。
「体がキレイに見える形」に注目

「パターンが素晴らしく、細部にもこだわって作られているから、体がキレイに見える。辛口な雰囲気が漂って、合わせるトップスがシンプルでも高感度に仕上がります」(樋口さん)
迷ったら「角のある小さな黒か白」を

「どちらもカチッとしたフォルムだから、ややゆるめのトップスと合わせてバランスをとることが多いです。たとえばリラックスしたシルエットの柄の服を着るときの引き締めにも、かっちりとした白と黒小物は便利。フェンディのバッグ(右)はゴールドも相まってエレガントなので、ロゴTなどカジュアルな服とのスタイリングに」(樋口さん)
年中活躍の黒ショートブーツは「細長いスクエアトゥ」

「夏も服によってよく合わせるショートブーツ。どんなボトムにも合わせやすいのは、丸くもなく角ばりすぎてもいない絶妙なトゥ。疲れにくい四角形のヒール、細長いフォルムを選ぶのもポイント」(樋口さん)
欠点のない白・黒バッグ

「バッグは、どんな服にも合う「黒か白」の少数精鋭。どんなスタイルにもどちらかが必ずハマるのでよく似たフォルムで2色をそろえることも。仕事の日は、いろいろな古着や雑貨屋さんで調達して集めたトートと併用して使っていて、コーディネートルームからのちょっとくらいの外出なら、目的に合わせてどちらかだけを持って出かけたりしています」(樋口さん)