気分を一新したいなら色の力に頼ってみるのがてっとり早い。ちょっと先を見据えたフレッシュな色を今着ているコートの中にひそませるように。「リアルタイムになじむキレイな色」だけにこだわって、いざウォーミングアップ。
01／DUSTY MINT｜「名残を含んだグリーン」
春だからといって、急に明るい色に気が向くかといえばそうでもない。冬のムードを引きずったようなニュアンスなら空気感にもとけ込み、コートをはおってもスッとなじむ。手始めに、グレーがかったようなミントグリーンから新色をスタート。
色もシルエットもあいまいな気張らずまとえるセットアップ
ミントジャケットコート 72,000円＋税、パンツ（ともに2月下旬発売予定）38,000円＋税／ともにIRENE（ルシェルブルーカスタマーサービス） 白シャツ 26,000円＋税／テラ（ジャーナルスタンダード表参道） スニーカー 7,000円＋税／コンバース（コンバースインフォメーションセンター） グレーがかったキレイ色なら、さらにベーシック色のコートを重ねても違和感なくフィット。
02／HANDSOME PINK｜「パステルピンクを切れ味よく」
ムダな装飾を一切省いたミニマルなシャツワンピに甘えて、「かわいい新色」を試してみる。さらにシンプルな黒をはさむことで、淡いピンクも簡単にハンサムに近づける。
ピンクの甘さをカットする直線的なシルエット
ピンクロングシャツワンピース 49,000円＋税、黒タートルネックニット 17,000円＋税／ともにATON（ATON AOYAMA） 黒ロングカーディガン 24,000円＋税／FLORENT サングラス 30,000円＋税／BLANC ウエスタンブーツ 14,800円＋税／MOUSSY（バロックジャパンリミテッド） 首元、足元、手首。「抜け感」となりうるパーツをあらゆる黒でセーブし、クールに転換。
03／LAVENDER COLOR｜「コートを元気づけるパープル」
１色だけでも映えるものの、白とのストライプならさらなる主張が。フレッシュな柄だけに、１枚で着るには気が早い。まずは重厚なコートのえりから効かせるようにのぞかせるぐらいからトライ。
紳士なシャツとレディなパンプス。真逆のパープルをベージュで中和
パープル×白ストライプシャツ 15,000円＋税／ポロラルフローレン（ラルフローレン） 共布ベルトつきベージュパンツ 39,000円＋税／ebure 手に持ったブラウンファーコート 25,000円＋税／RIM.ARK（バロックジャパンリミテッド） パンプス 6,900円＋税／RANDA スタイリングを品よくおさめてくれるベージュを間にはさむことで、パープルのWづかいでも落ち着いた印象。