□4_FORM
シワは蒸気でのばす
「家庭で洗濯するとシワになりやすいニットは、乾いたあと、スチームアイロンできちんとシワをのばすことが大切。たっぷりと蒸気を含ませ、少し引っぱるようなイメージでプレスするとシワがキレイにとれます。」(中村さん)
「ハンドスチーマーで蒸気をあて、軽く手でシワをたたくのも手軽な方法。ハンガー跡や着用後のひじのたるみも、蒸気をあてて元の形に整えるといいですよ。」(皆藤さん)
ハンディーアイロン&スチーマー SA-D087W オープン価格/ツインバード工業 脱臭や除菌も同時にできる。
□5_KEEP
重いか軽いかで収納を分ける
「ニットの中でも、ローゲージなどの肉厚なニットはつるすと形くずれしやすいので、畳んで収納するのが得策。ただ軽い素材のニットならつるしたほうがシワができづらくなることもあるので、薄手と厚手で収納方法は分けるといいでしょう。」(レジュイール)
「タンスなどにしまう際は、畳みジワができないよう分厚いニットを下に、薄く軽いニットは上と、重さで置く順番を決めておくのも有効です。」(白洋舍)
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□6_TIMING
汗をかいたら洗いどき
「頻繁に洗う必要のないニットも、汗をかいたあとやにおいがつくような場所に行ったときには洗うといいでしょう。見える汚れとは違い、蓄積していく可能性が高いので、気になったときは洗うこと。」(レジュイール)
「薄手で直接肌にふれるようなニットの場合は汗が気になるので、毎回洗ってもOK。ただ洗いすぎるとニットのふんわりした風合いを失ってしまう可能性大。できれば数回着てから洗濯を。」(皆藤さん)
LECTURE MEMBER
洗濯家
中村 祐一さん
修理専科ニットの穴・代表
皆藤 美恵子さん
洋服専門ケア
レジュイール
宅配クリーニングも行う
白洋舍