2020年春夏のコレクション会場に集結した、ファッショニスタたちの装いをリポート。今すぐ参考にできるトピックスを、GISELeのスタイリスト陣が解説します。
「モデル流・ベーシックスタイル解剖」
ゲストたちのひかえめシンプルな装いとはうって変わって、自由な感性でオシャレを楽しむモデルたちに密着。新たなインスピレーションとなりうるSNAPを、スタイリストとともに選抜!
ADDICTED TO MONOTONE
「多様性のあるモノトーン」
モデルの私服といえばモノトーン。黒一色もしくは白と黒の2色しか使っていないのにもかかわらず、個性があふれる。
TAKAGI’s select
ウエスタンムードの漂う白と黒の重ね着。ロングブーツで整えたことで、一気に今風に。
1.ボリュームワンピとハンパ丈ジレの高感度なレイヤードも、モノトーン配色なら落ち着きが。
DEGUCHI’s select
ヒールやブーツではなく、ボリューミィなスニーカーが、ハードな黒のハズし役に最適。
2.レザーシャツを主役にしたハンサムな着こなし。白スニーカーをハズし役に抜擢。
3.適当にひっかけたようなレザーバッグとナップサックのWづかいで、ミニマルな黒の上下に遊び心をメイク。
TAKAGI’s select
黒一色だけれど、素材感でちゃんと強弱をつけているところがオシャレ。シューズも好み。
4.BIGサイズのジャケットの下に、端正なシャツとスラックスをコーディネート。ストリートライクな着方が多い中、きちんと感が漂う黒が新鮮。
5.コンパクトなジャケットから、複雑なテーラリングのインナーをちら見せ。黒一色に白い小物と赤毛が映える。