定番色のシンプルなトップスを
「引き上げる」飾り方の工夫
黒・白・ベージュとブラウン。よく着る4色から、その中でも汎用性の高い1枚のトップスを軸にした3通りの飾り方。①重心を引き上げる②ツヤ感を足す③メイクで女っぽさを高める。装いをより良く引き上げる3つのテーマをもとに、ベーシックなトップスアレンジの手数を増やす方法をご提案。
BEIGE
【白っぽいベージュのスウェット】
1.季節に応じた適度な重みを
同色系ストールに埋もれるように
スエットと色をそろえた統一感を頼りに、大判ストールをぐるぐる巻き。ニットにはややほっこり。カジュアルなスエットだから、いいぐあいのトゥーマッチ。ストールは巻いても垂らしてもいい、やや厚みのあるものを。
2.キレイになれるツヤを補う
スエットに映える柔和なツヤ感
普遍的な品のよさを語るパールを。真逆の存在であるスエットに添えてこそ今っぽい。ショートタイプならエレガントになりすぎず、カジュアルにも落とし込める。
3.服が生きるメイクの見直し
セピアゴールドを透けさせる
ボーイッシュなトップスとみずみずしいリップの意外性。ゴールドを秘めた透明感のあるブラウンをひと塗りし「やっていないようでやっている」自然体を演出。色を乗せるというより、輝きを宿す気分でワンストローク。
BLACK
【黒のリブタートルニット】
1.季節に応じた適度な重み」
目を引く厚みを有効利用
よくあるカチューシャとは一線を画す、季節感をまとった「あたたかみのある質感」を。黒に添えるレオパード柄は、強く見えないソフトな素材感も重要。
2.キレイになれるツヤを補う
強気なゴールドをちりばめる
1つでもインパクトのある重厚なゴールドを、プレーンな黒ニットをいいことに重ねづけ。冷たい印象のシルバーにくらべ、ゴールドなら欲張ってもどこか上品。バングルとリングは個性的なフォルムで遊びを加えても。
3.服が生きるメイクの見直し
まぶたに宿すグラデーション
アクセいらずで女っぽさを操作できる、黒に似合うシマーな目元をメイク。夕暮れの色を連想させるようなゴールドベージュと、オレンジピンクをなじませた美しいトーン。