10days
旅するように「まわっていく」
「正統派の夏の旅」ワードローブで毎日快適な着まわしをシミュレーション。ラクなのにラフじゃない。正統派にとっての力の抜き加減を参考に。
DAY 1
C + E + G
☑ブラウンリブニットキャミ
☑リネンパンツ
☑ストローハット
リラクシーな雰囲気にもリズムをつける質感の差異
・ウォーミィなリブニットなら、キャミソール1枚の肌見せもいやみなく装える。
・ニットのあたたかみと相反する乾いたリネンパンツで、季節感も表現。ラクなものどうしの軽やかな上下に、質感の差異でムードがそなわる。
DAY 2
B + E + I
☑ローゲージクロシェニット
☑サスペンダーつきリネンパンツ
☑白フラットシューズ
一周まわって夏っぽいローゲージニット越しの肌感
・体が泳ぐサイジングのニットを素肌にすべらせるようにまとうことで、あからさまに肌を見せずヘルシーな印象をメイク。
・サスペンダーのアクセントと、足元をパンツと同じ白で統一することで、ゆるみすぎないバランスに。
DAY 3
B + C + F
☑ローゲージクロシェニット
☑ブラウンリブニットキャミ
☑ベージュカシミヤパンツ
ニットアップをセルフメイクして「あったかく」夏服を息抜き
・ブラウンとベージュのこっくりした色みどうしで、ほぼワントーンを形成。ニットどうしだからより足並みが揃う。
・装いが軽くなっていく季節に意表をつくあたたかな組み合わせで、心地よく夏のカジュアルを休息。
DAY 4
A + D
☑ストライプシャツワンピース
☑ボーダーカットソー
近しい色みどうしで統一しつつさりげなく柄を取り入れる
・ストールのようにボーダーカットソーを肩がけして、シャツワンピースのおかたさを緩和。
・やわらかなトーンでまとめれば、カジュアルな柄も自然になじみ、大人びた雰囲気をキープ。かごバッグでさらに夏度を高めて。
DAY 5
D + F + H
☑ボーダーカットソー
☑ベージュカシミヤパンツ
☑レザーミュール
肩ひじ張らない上下にレザーミュールと小物で気品を加算
・ボーダーカットソーと、やわらかいニットパンツ。脱力感のあるコンビの足元に、レザー素材のミュールを選択し品よく引き締め。
・服の色みと相愛のゴールドジュエリーで輝きを補えばラフすぎない。
DAY 6
A + E + H
☑ストライプシャツワンピース
☑サスペンダーつきリネンパンツ
☑レザーミュール
広がるものどうしをレイヤードしてAラインを強化
・ワンピースだけだと軽すぎてしまうときに、夏らしい揺れ感はそのままに、ほどよい重みを足せるフレアボトムをレイヤード。
・上から下へのいい流れをつくれば、ゆとりあるシルエットもだらしなく見えない。
DAY 7
A + G
☑ストライプシャツワンピース
☑ストローハット
ムダのないシンプルさが飾りとなる
ワンピ×ハットの直球の組み合わせ
・レトロなハットの存在感は、シャツワンピの軽快さで釣りあいをとるくらいがちょうどいい。
・たまにはテクニックのいらないコンビに頼ることで、アイテムそのもののよさが引き立つ。
DAY 8
A + C + F + G + I
☑ストライプシャツワンピース
☑ブラウンリブニットキャミ
☑ベージュカシミヤパンツ
☑ストローハット
☑白フラットシューズ
ガウン風に活用したシャツワンピの
リズミカルなロング&リーン
・気楽な組み合わせに、はおりを導入することで縦長シルエットにシフト。
・奥行きとゆれもそなわることで、疲れ知らずのアイテムでそろえたスタイルを単調に見せない抑揚が生まれる。
DAY 9
A + B
☑ストライプシャツワンピース
☑ローゲージクロシェニット
ニットをひと巻きしたボリュームで
立体感をメイクして重心をアップ
・ニットをアバウトに巻いて、きちんと感のあるシャツワンピの力みを抜く。
・余裕のあるムードを維持したいなら、レイヤードよりも肩がけが有効な一手。重心が上がることでスタイルアップ効果も。
DAY 10
D + E
☑ボーダーカットソー
☑サスペンダーつきリネンパンツ
あいまいなボーダーを利用し
穏やかに「ほぼワントーン」
・上下白だけだと間のびが気になるところ、ベージュ×白のボーダートップスが活躍。
・ベージュのあたたかみが加わることでクリーンすぎず、やさしげなフレンチルックに着地。
→使用アイテムの詳細は次ページをチェック