あなどれない脇役の名品!
主役の服をよりよく見せるため見落としがち、だけど意外と役立つ脇役にもスポットライトを。肩ひもの細さや素材など微妙な違いで、コーディネートの印象が大きく変わる、スタイリストが独自の視点で選んだ精鋭をピックアップ。
▼TULLE TOP
繊細な白でニット&スエットを甘口に
チュールトップス 3,190円/LA BELLE ETUDE(アンティローザ LA BELLE ETUDE事業部) 首元のレイヤードにも手をかけたいので、インナーの質感を更新したい。その1つとしてセレクトしたのがこの1枚。白Tもいいですが、きめ細かに透けるチュールもほんのり甘さが漂っておすすめ。特にニットとのレイヤードにあると重宝します。(高木さん)
▼GRAY SOCKS
デニムの気楽さと共鳴する
グレーソックス 1,980円/シックストックス(ノーデザイン) シックストックスは多彩なソックスがそろうのでソックスを探している人におすすめ。ブルーデニムに秋色のスエードパンプスを合わせるときなど素足ではくと淑女に転びがちなので、靴下を合わせて親しみやすく。定番の白もいいですが、よりレトロな雰囲気も出て、全体の見た目も落ち着くライトグレーを選択。(出口さん)
▼TANK TOP
あたりが出にくい四角いインナー
オフ白タンクトップ 7,480円/ベースレンジ(フリークス ストア渋谷) ゆるい服を着るために、インナー選びで優先するのは胸元がまっすぐかどうか。肩ひもがきゃしゃなものを選んでおくと肌になじんであたりが出にくく、見えてもやぼったい印象を与えにくい。探してもなかなか巡り合えませんでしたが、これはそんな理想にぴったりの一着!(渡邉さん)
▼BRA, SHORTS
服と同等のこだわりを感じる下着
セットインナー(バッグつき) 4,400円/M_/MOUSSY(バロックジャパンリミテッド) 洋服感覚でまとえる色や、素材のインナーは単純に気分が上がる! 金具も省かれたベロア調ストラップはちょうどいい細さで見えてもいやみなく、肩を落としぎみに同系色のニットを合わせて着るのも可愛いと思います。(樋口さん)
▼LONG T-SHIRT
メンズライクな重ね着に品を
ロングTシャツ 19,800円/ATON(ATON AOYAMA) ニットやスエットから白Tをのぞかせる、メンズのテクニックはラフに傾きすぎないよう、素材選びにこだわります。撮影でもついよく使ってしまう=着回せるこのATONのロンTは、やや光沢のある風合いが魅力。脱力感と品を両立できて、重ね着も整いやすいシルエットも絶妙です。(岩田さん)
STYLIST PROFILE
KEIKO WATANABE
実際の着用感まで想像の行き届いた提案に支持が集まる。選ばれた服は実用性とスタイルアップの強みを兼ねるものばかり。
MAKIKO IWATA
女性らしさが引き立つ色と形の選定に定評が。着まわし企画を担当することも多く、シーンレスな服選びにも長けている。
KAORI HIGUCHI
シンプルな服を基調としながら、今っぽさを感じられるシルエット選びが得意。大人に適した甘さのさじ加減も絶妙。
CHISATO TAKAGI
メンズライクな風合いをとり入れた、辛口な装いが人気。アクセやインナーの効かせ方など、新鮮見えのアイディアも熟知。
NATSUKO DEGUCHI
力を抜いて着られるデザインが定番。ラフに見せず都会的に引き上げるディテールや素材の選択に、審美眼とこだわりが光る。