STEP.3
「重くないレイヤード」
明暗つけがたい色みをレイヤードの要に用いることで、印象的な奥行きを感じられるスタイリングに。グレーが持つ整え力を再確認できる、3パターンの重ね技を披露。
「首・そで・すそにグレーで動きを」
中に仕込んだ2種類のグレーが、見慣れたモノトーンに鮮度を添える。
「明度違いのグレーで黒をサンド」
コットンとモヘアとウールという、風合いもテイストもバラバラな素材。黒の延長にある明度違いの色だから、それぞれの長所を打ち消さずに、むしろ引き立ててくれるうれしい効果が。
「白の間に立体的なグレーを飾る」
一般的にはだらしなく映る、コートからはみ出したシャツのすそ。ボウタイはきわ立つ知的なグレーなら、ボトムにインせずともシックなまま。むしろメリハリとして作用する。