スタイリストたちが服に求める6つの「ない」前提「買ってよかった」につながる選び方

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PART-3
☑「ない」×「ない」=プラスに転じる


1つのアイテムにおけるムダのなさが、相乗効果をもたらすのはなぜなのか?「ある」からいいのではなく、「ない」からこそいい理由を証明。


「そでがない」 × 「肩パッドがない」
=「肩幅は狭く、腕はきゃしゃに」


グレーノースリーブスエット 19,800円/PHEENY 二の腕をほっそり見せてくれる、肩幅広めのノースリ。パッド入りだと妙に強調される場合もあるので、肩の部分が内側に折られた程度のデザインがオススメです。(岩田さん)



「えりがない」 × 「ボタンが見えない」
=「ジャケットの下でもたつかない」


白シャツ 16,500円/SETTO(ブルーウォール) シャツをジャケットとレイヤードするとき、えりとボタンどうしがぶつかってじゃまに感じることがあります。ノーカラーかつ隠れボタンなら重ねてもすっきり見えて優秀。(出口さん)



「色がない」 × 「ストラップが少ない」
=「スタイリングをじゃましない」


ベージュサンダル 30,800円/トニービアンコ(アルアバイル) 春夏はとくに靴に主張がないほうがバランスがとりやすい。これはベージュでストラップの存在感もないので、素足のような抜けが出て服が引き立つ。(出口さん)



「透けない白」 × 「まとわりつかない」
=「長そでにとっていい軽さ」


白ショートパンツ 17,600円/MUSEE by JUHYUN(アイクエスト ショールーム) ショートパンツは重さが出ない白がオススメ。肌感を調整できる長そでと合わせても軽く見えるうえ、ゆとりのある形で隙も演出できる。(樋口さん)



「厚みがない」 × 「リブが少ない」
=「メンズっぽくないブルゾン」


ギャザーネックブルゾン 28,600円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 有楽町店) ブルゾンにありがちなボリュームを感じない薄手。リブがあるのはそでだけなので、ラフに傾かず大人っぽく着られます。(出口さん)