肌が出る服を着ることがふえる、夏にもふさわしい「適度なぬくもり」。素肌をスタイリングの一部ととらえて、ニットやぬくもりのある小物を呼び戻す。シンプルスタイルに差がつく「季節はずれ」の発想を、新たなアイディアとして迎えて。
夏のニット「3つの使い方」
夏にニットを起用するときに、当てはめて着こなせば必然的にバランスよく整う3つの法則。カジュアルだけど女性らしい、ラクに見えてルーズじゃない、シンプルだけどオシャレに見えるコーディネートの実例。素肌ありきでニットの重みを味わう幸福感。直感で惹かれた「かわいい」は、夏を理由にあきらめない。
【上はゆるく・下は短く】
ゆったりニットとショートパンツ
サマーニットをより軽快に見せ、ショートボトムに品を宿す。そんな相乗効果をかなえる白ネイビーの配色。きちんとしたイメージを作りやすい配色をあえてくずすことで、品とカジュアル、女性らしさのバランスがちょうどいいところに着地。
長そでとショートパンツ、白とネイビー、トップスは重め・ボトムは軽く。3つのハズれなきバランスアップ法則で、ごくシンプルな装いを完璧なバランスに。
【上は軽く・下は重く】
タンクトップとニットロングスカート
タンクトップやキャミソール、ノースリーブなど、軽く肌の出るトップスに対して、ボトムには少しの重厚感を求めたい。そんなときに起用したいのが、ニットスカート。ドレッシーなロング丈ならデザイン性に頼らずとも、簡単に女性らしくリラックスした装いに。
【外はゆるく・中は細く】
カーディガンとコンシャスなインナー
例えば、コンパクトなTシャツ+スキニーという細身の組み合わせにニュアンスを足せるカーディガン。透け感があるざっくりとした編み目ならロング丈+黒でも軽やか。モノトーンの緊張感を和ませながら羽織るだけで、ウエストまわりを隠しつつ縦に長くタイトな印象に導いてくれる。
(CONTENTS)
【1】夏のニット・使い方3つの基本
【2】ニットを「肩に引っかけるようにして」
【3】キレイ色ニットとゴールドアクセ
【4】デコルテと暖かい素材
【5】「タンクを軸に」ニットで飾る
【6】素足がよろこぶファーサンダル
【7】心地よく羽織れるサマーニット
上手な人はどこが違う?
≫【全24アイテムの一覧へ】 肌が引き立つ「キレイになれる夏のニット」オシャレが上手くなる選び方・使い方