愛らしくも色っぽくもなりうるリップは、服とのバランスを考えることも大事なプロセス。「真逆の」色・質感・テンションを合わせる発想で、ほどよくキレイで、ほどよくカジュアル、ほどよくモードな理想形へとたどりつける。
気張りすぎない「心地いいマットブラウン」
ジャケット+ミニスカートの行儀よくシックな格好。スニーカーでハズしたように、リップもがんばりを感じさせないフォギーなものを。装いのトーンに近づけて、穏やかなピンクブラウンをセレクト。
【使用したリップ】 唇が荒れてても浮かない使用感
リュクス マット リキッド リップスティック グランド 5,940円/ボビイ ブラウン ホイップクリームを連想させるふわりとした質感が、パサつくことなく唇へフィット。指でぼかせばやさしい発色に。
色づきもほどよい「透け感のある赤系リップ」
あせない鉄板の組み合わせ、フレンチシックなボーダーと赤リップを更新するなら? 軽やかな色みをシアーな色づきで無垢に仕立てると、抜け感のあるメイクが主流の今の気分に最適なバランスの完成。
【つけ方のポイント】
ツヤも発色もほどよい、リップバーム感覚でつかえるナーズのリップを、ラフに直塗り。中央に少しだけ重ねてぷっくりとした印象に。リップを主役にしたいから、目元はヌードカラーのマットを選んで、主張を引き算。
【使用したリップ】 赤のなかでも「強すぎない赤」
アフターグロー センシュアルシャイン リップスティック 210 4,730円/NARS JAPAN 保湿成分配合でケアまでかなう、のびのいいテクスチャー。新色はパキッとした赤が苦手な人でも使いやすい、赤とピンクの間をとれる鮮やかなベリー系。
(使用したリップの詳細やおすすめリップ)
【全6選の一覧】≫ブラウン系なら・赤系なら…「やりすぎないキレイ」がかなう「リップの名品」