ハンパな季節からはじめる「ベーシックな服の見直し」

秋冬に向けた「ベーシックの見直し」

求めたいのは変化よりも進化。ケーブルニットやデニムなど、王道アイテムはそのままに、色や丈の見直し、着る順番のアレンジを効かせて「シンプル」の枠を超える。安心できる服だけでは気分が乗らない。思いっきりオシャレを楽しむ日に「変わらない定番の延長」で楽しめる、これからのベーシックを探究。



「ニットを短く」シャツをのぞかせて躍動感を

丈の違い・色みの違いを重ねて「シンプルなのにリズミカル」。


トップス丈のショート化が加速中の今、まずは無地ニットでウォーミングアップを。短め丈ニットは「どこかにゆるさ」をもたせたものを。全体的に、あるいはそでだけにゆとりを持たせるなど、重ね着にも向くタイプがベスト。



ケーブルニットがスマートに進化

ALLホワイトをぼやけさせない「ニットとニットの間にシャツ」の法則。


ケーブルニットのイメージを塗りかえるかのように、白に白を重ねてベーシックの刷新を。オフ白、純白など、白の微差を駆使して奥行きを意識。パリッとした白シャツのえりをわざと雑に立て、なめらかなパンツにはセンタープレスを。


「スエットを大きく」定番デニムに新風を

そでのたるみさえデザインと見なせる2XLサイズの余裕。


デニムの相棒として変わらずあり続ける、シンプルなスエット。そでやすそをまくって着くずしがいのある「極端に大きなスエット」を新投入。インディゴデニムをブルーの一種ととらえ、彩度に差をつけたグラデーションにも注目。


(見直すポイントは?)
【全19スタイルの一覧】≫「変化というより進化」ハンパな季節からはじめる「ベーシックの見直し」