着るだけで愛嬌と今っぽさを宿す、地厚でふかふかとしたニット。ともすればやぼったく見えてしまうだけに、厚みと切れ味のバランスがとれた仕上がりを意識した選びが重要。ニットの性格に目を向けた、着方のテクニックにもフォーカス。
考えなしでもスマートに見える「えりつき」
正統派なえりつきでカドを立てることで、ニットの背筋が伸びるという手法。ポロシャツやスキッパー風の規律正しさで印象操作も可能。
鮮烈な赤にやさしいモヘア

ふわふわ素材にきりっとした赤という意外な組み合わせがスウェットパンツの整え役。つかず離れずなモヘアニットにスウェットパンツを合わせたラフさを、きまじめなえりが端正へと格上げ。ボタンを全て閉じた、かしこまった見た目なぶんサボタイプのシューズで足元は気楽にバランス調整。
えりを正す硬派なネイビー

知的な印象を与えるポロを、リブニットでクラスアップ。身ごろとは異素材の、てろっとした質感のえりが、硬派なネイビーにほどよいリラックス感を。立ちすぎない小ぶりなえりは、ジャケットのインナーとしても優秀。カジュアルにもキレイめにも振れる、振り幅の広さが魅力。
カーブのえりがレディな深色

ノスタルジックな赤みブラウン。デコルテを美しく見せるカーブしたUネックと小ぶりなえりが顔まわりをすっきり見せつつ、リブニットのカジュアルさを品よく格上げ。カーディガンとして羽織るだけでなく、ボタンをすべて留めて一枚のトップスとして着るのが気分。コンパクトな丈感は、ボリューム感のあるボトムスとも好相性。
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全17スタイルの一覧】≫きちんと見えて「シャツよりラク」どこにでも着ていける「好感度の高いニット」
