プレスやヘア&メイク、そして業界人がハマる「海外に行った気になれる」名作映画【5選】

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「ボタン1つで行った気分に」


職業柄多くの映画を観てきたクリエイターや映画関係者に、オススメの作品をヒアリング。今回は秋の夜長に、おウチにいながらどこかに行った気分を味わえる、没入感の高い作品を聞き込み。旅行気分や異国情緒にひたれる、夏にぴったりのラインアップで次なる季節への期待を高めて。



ノルマンディの美しい風景に釘づけ

©2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA-PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES U-NEXTにて見放題配信中

『Summer of 85』(2020)

1985年の夏。フランス・ノルマンディを舞台に、少年アレックスとダヴィドの恋と永遠の別れをみずみずしくも繊細に描いた青春物語。原作は監督が17歳のときに影響を受けたという、エイダン・チェンバーズの小説『おれの墓で踊れ』。

「石だらけの浜辺や防波堤に並ぶ60年代の住宅など、フォトジェニックな街並みも忘れがたい作品。」(映画館 Stranger代表・岡村忠征さん)



仲間に入って踊っているような気分に

© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. U-NEXTにて見放題配信中

『イン・ザ・ハイツ』(2021)

トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカルを『クレイジー・リッチ!』(2018)の監督が映画化。ラテン系移民が住むN.Y.のワシントン・ハイツを舞台に、若者たちの夢と現実をパワフルな歌とダンスに乗せて贈る。ほぼ全編ロケを敢行。

「登場人物の愛らしさや作中の音楽、ファッションなど、すべてが色鮮やかで、愛に満ちあふれた作品です。」(ヘアメイク・小澤麻衣さん)



イタリア・トスカーナの空気を感じる


『夏をゆく人々』(2014)

第67回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。イタリアの人里離れた土地で、養蜂を営む父親の独自の教育で育てられた4姉妹がひょんなことからTV出演することに。新たな世界が開けていく様子を、長女の視点から描いた作品。

「自然と共存するかのように働く彼らの生活から、舞台であるイタリアの空気が伝わってきます。」(映画館 Strangerスタッフ・吉田晴妃さん)



一緒に旅して、食べて、祈りたくなる!


『食べて、祈って、恋をして』(2010)

小説家エリザベス・ギルバートの人気回想録を映画化。N.Y.で活躍する元ジャーナリストの女性が離婚を経て、リセット旅へ。イタリアで食べ、インドで祈りに目覚め、バリで恋に落ちる。人生に疲れた人に勇気を与えるパワフルムービー。

「食べすぎで太ってパンツが入らなくなり、今までよりも大きいデニムを新たに買いに行くシーンが大好きです。」(スタイリスト・船戸唯さん)



マイアミからロサンゼルスへドライブ旅行


『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014)

評論家と喧嘩しレストランをクビになったシェフが心機一転、サンドイッチの移動販売をしたところ大バズり。旅を通してあらためて料理人の心と家族との絆をとり戻していく。本作で料理にハマった監督は料理ドキュメンタリーも製作。

「食べ物がどれもおいしそうで旅をしたくなります。アメリカ・ニューオリンズのベニエはいつか必ず食べたい!」(DIESELプレス・井上沙理さん)



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