☑小物は女性らしいもの
・スエットやスニーカーを身につけることが増えたぶん、フェミニンなバッグやアクセをしっかりとつけることを意識。ボーイッシュになりすぎないようにバランスを整えています(稲葉さん)
・黒レザーのバッグやブーツなど、簡単に気品がそなわるアイテムが主軸に。ラクに過ごせるスタイルが多くなったからこそ、上品な小物を選ぶようになりました(高木さん)
☑シンプル服&キャッチィな顔まわり
・目をほこりなどから守るためにとり入れ始めた眼鏡。今ではファッションアイテムとして、アイヴァンなどのクリアやべっ甲の飾り気のあるものを集めるように(maoさん)
・マスク生活のため、耳まわりで遊べるピアス類を買い足し。パリ発のアクセブランド「TIMELESS PEARLY」のピアスは、重ねづけがしたくて4つも購入しました(井上さん)
☑海外ドラマをインスピレーションに
・米ドラマの「EUPHORIA」にすっかりハマり、劇中で使用された「A24/FACELACE」のコラボアイシールを即買い。日本ではあまり見ないホログラムのディテールが新鮮です(井上さん)
② NO…30%
☑飽きのこないベーシックに回帰
・遊びの効いた服をとり入れるようになり実感したのが白・黒・ブラウン3色の力。組み合わせの軸となる形、素材をより吟味するようになった(金子さん)
・白Tやデニムなど定番を見直した結果、ジル サンダーのパックTはとくにオススメ。1枚でもさまになる洗練されたシルエットが最高(小山田さん)
・足元は変わらずスニーカーが定番。上下スエットなど着心地重視のラフな装いと合わせても品を足せる、シンプルな白系がやっぱり好き(高木さん)
☑家の中と外で装いを変えない
・おウチ時間こそ好きな服を遠慮なく試せる。着る機会のなかったものを選んだり組み合わせ方を変えたりして自分らしく楽しんでいます(金子さん)
・外出の有無にかかわらず、毎朝とっておきのスタイリングを吟味。自然と気持ちのスイッチが切りかわり、質の高い一日が過ごせます(吉田さん)
☑人とかぶらない一点ものに注目
・作り手の想いやストーリーのあるものに惹かれるようになりました。見た目や着用した感覚だけでなく、アイテム自体の魅力も重視(ARISAさん)
・時間ができ、以前から好きだったカジュアルをさらに追求したくなった。そこで思いきってブランドを立ち上げ、自分で作ることに挑戦(稲葉さん)
☑好みの服が明確になった
・自分の店の経営を始めて、古着が好きだと再確認。好みの服の軸が明確になり、精度の高い買い物やスタイリングにつながっています(稲葉さん)
☑愛着のある1着をより長く
・時短を優先して電動の毛玉取り器を使用していましたが、今では丁寧にブラシでケア。好きな服をずっと着るためにメンテナンスを見直し(高園さん)
・デニム専用の洗剤をとり入れ、洗い上がりの風合いや色みをキープ。扱いの難しい素材も長く愛用するべく時間と手間をかけるように(佐々木さん)
☑メイクを選ばない服選び
・その日にしたいメイクが最優先。だから、服はどんなメイクにも浮きにくいベージュ中心でセレクト。カラーメイクも臆せず楽しめます(藤井さん)
From STYLIST
スタイリングの傾向は
「ゆったり×コンパクト」
渡邉さん:以前と比べ、端正な形のアイテムがやわらかい素材で多く登場していますね。たとえば、リネン素材のジャケットやジャージー素材のストレートパンツなど。スタイリングはキレイな見た目でも着心地よく、が前提になった気がします。
樋口さん:一方でスエットやナイロンなどラフなアイテムには、淡いカラーやミニマムな形といった、キレイな要素を含んだものをよく見ます。そんな服をジャストサイズできちんと着るのが今の気分。カジュアルさは素材で残すぐらいがちょうどいい。
高木さん:確かにどこかにきちんと感を演出するのが今っぽい。提案するコーディネートはゆるいものどうしから上下どちらかはタイトに変化。上半身や足元ですっきりさせて、抜け感をつくりたいですね。
渡邉さん:全体の印象がラフやキレイに傾きすぎているときも小物でバランスを整えれば問題なし。アクセならゆるいシルエットになじみ、抜けもかなうぽってりしたシルバー。足元やバッグには浮きにくい、エクリュのようなラテ色のレザーで上品に。