女性の約95%が「古い」企業文化に不満!鍵は「人間関係」と「柔軟な働き方」か|働く女性の職場環境と価値観に関する意識調査

株式会社リモラボ
約9割が「リモートワーク」を重視、フリーランスという選択肢も新たな働き方に

「女性のキャリアをシームレスに」の実現に向けて、ライフステージの変化に応じた働き方を支援するリモートワーク実践スクール「リモラボ」を運営する株式会社リモラボ(東京都渋谷区、代表取締役 佐伯正邦、以下「当社」)は、リモラボメンバー*である女性約1,000人を対象に、働く女性の職場環境と価値観に関する意識調査を実施しました。本調査では、女性が職場に求める条件や離職のきっかけとなる要因を明らかにし、多様な働き方の選択肢を検討するきっかけとすることを目的としています。

*リモートワーク実践スクール「リモラボ」の受講会員

調査サマリー

– 女性を対象に「古い」と感じた会社の制度・文化について尋ねたところ、約95%が何かしらの「古い」制度や文化が存在すると回答した。また、人間関係のストレスでは「ハラスメントや無言の圧力を感じる」(45.5%)が最多に。さらに、企業の理念や経営層に対しても疑問の声が強く、約半数の50.9%が「経営陣が現場を理解していない」と感じている。
– 『辞めたい』と強く感じる理由としては、1位「自身の成長やキャリアアップが見込めない」(47.1%)、2位「給与や待遇が働きに見合っていない」(46.8%)という結果に。また、「人間関係のストレス」(42.8%)や「将来への不安」(42.5%)も、離職を考える大きな要因となっている。
– 女性が考える「働きやすい会社」の共通点は、「働く時間や場所の自由度が高い」(80.2%)と「上司や同僚との信頼関係があり、協力し合える」(80.0%)が圧倒的に高い割合を占めた。また、「この会社にずっといたい」と感じる瞬間としては、「家族や体調への理解があったとき」(43.4%)や「自分の意見や挑戦が歓迎されたとき」(39.6%)が上位となった。
– 今後仕事を選ぶ際に注目する制度では、「在宅勤務・リモートワーク制度」(87.3%)が圧倒的1位に。経験者からは、リモートワークが「通勤時間や身体的負担の軽減」、「ワークライフバランスの向上」に貢献しているという声が多く挙がった。
– 経験して「あってよかった」福利厚生に関しては、「有給休暇」(65.1%)、「健康診断」(56.0%)が上位となった。

調査概要

■調査対象
リモラボメンバー
 ・リモートワーク実践スクール「リモラボ」の受講会員967名(女性のみ)
 ・約8~9割がフリーランス

■調査実施期間
2025年7月15日~2025年7月19日

■調査機関
リモラボメンバー対象:自社調査

■調査・集計方法
インターネット

■有効回答数
リモラボメンバー対象:967名
アンケート調査の詳細や全ての項目については、リモラボ公式ブログの記事(下記URL)をご覧ください。
リモラボ公式ブログ

※本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として『株式会社リモラボ調べ』と明記下さい。

女性の約95%が古いと感じる会社制度や文化「あり」
職場での人間関係や、経営層と現場間の溝がストレスに

女性を対象に「古い」と感じた会社の制度・文化について聞いたところ、93.8%が何かしらの「古い」制度や文化が存在すると回答しました。特に、「働き方(リモート/フレックスなし)」(55.5%)、「評価制度(年功序列・上司評価のみ)」(54.3%)、「副業・兼業禁止」(52.7%)、「意見を言っても変化が起きない/若手や現場の声が反映されない」(52.0%)の上位4項目は、半数以上の回答者が「古い」と指摘する制度・文化となっています。(図1)この結果から、個人のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方や、公平で納得感のある公正な評価制度への強いニーズが浮き彫りになりました。

また、実際に古いと感じた制度は文化の体験談については、「仕事を評価してくれているはずなのに、年次が低いことを理由に給与や昇進には反映してもらえなかった。」「紙ベースでの業務が多く、リモートワークが出来ないアナログ環境。」「給料が少ないので副業をしたいという若手社員の申し出を却下。」といった具体的なエピソードが寄せられました。特に、個人のキャリア形成やライフスタイルに直結する旧態依然な慣行が、従業員の不満を高めているようです。

「人間関係がつらいと感じたこと」については、45.5%が「ハラスメントや無言の圧力がある」ことと回答しました。次いで、「同僚との関係がギスギスしている/派閥や陰口がある」(38.2%)、「本音で話せない閉鎖的な雰囲気がある」(36.0%)といった回答が多く、風通しの悪い職場環境が従業員の孤立感を深めている実態が明らかになりました。(図2)
具体的には、上司からの過剰な指導やパワハラ、職場内の陰口や派閥による対立、セクハラや差別的扱い、コミュニケーション不足による意思疎通の困難、そして相談相手がいないことによる孤立感など、多岐にわたる人間関係の課題が挙げられました。(資料1)

「会社の理念に関して違和感を覚えたことはありますか?」という問いに対しては、回答者の半数以上が「経営陣が現場を理解していないと感じた」(50.9%)と回答し、経営層と現場の間に大きなギャップが存在することが明らかになりました。また、「理念と実態にギャップがある(言ってることとやってることが違う)」(47.4%)という回答も多く、企業の掲げる理念が形骸化している実態も判明。これらの結果は、従業員が企業の方向性や経営層の意思決定に対して不信感を抱いていることを示しています。(図3)

退職理由のトップは「成長機会のなさ」と「待遇への不満」

女性が仕事を『辞めたい』と強く感じる理由としては、「自身の成長やキャリアアップが見込めない」(47.1%)と「給与や待遇が自身の働きに見合っていない」(46.8%)がほぼ同率で1位、2位にランクイン。これは、キャリアの停滞や報酬への不満が、女性にとって最も深刻な離職要因となっていることを浮き彫りにしています。。また、「人間関係のストレスや孤立感がある」(42.8%)、「将来が見えず、このままで良いのか不安になることがある」(42.5%)といった精神的な負担や将来への不透明感も、離職を考える大きな要因となっているようです。(図4)

8割が「柔軟な働き方」と「信頼関係」を重視
ずっといたい会社は「家族や体調への理解がある会社」

一方で、従業員が「働きやすい会社」に共通していると考える点として、「働く時間や場所の自由度が高い(リモートワーク、フレックスタイムなど)」(80.2%)が1位となりました。また、「有給休暇やその他の休暇が取得しやすい」(74.3%)も上位に挙がっており、現代の女性が仕事と私生活のバランスを重視し、柔軟な働き方を強く求めていることがわかります。さらに、「上司や同僚との間に信頼関係があり、協力し合える」(80.0%)や「困った時に気軽に相談できる雰囲気がある」(73.9%)も重要視されており、信頼と協力、そして相談しやすい雰囲気が、女性が働きがいを感じる上で不可欠な要素であることが見て取れます。(図5)

さらに、「この会社で働きたい」と感じる決め手と理由については、以下のような声が寄せられました。(資料2)

「この会社にずっといたい」と感じた瞬間について伺うと、「家族や体調への理解があったとき」(43.4%)と「自分の意見や挑戦が歓迎されたとき」(39.6%)が上位に挙がりました。これは、従業員が企業に対して、個人の状況への配慮と、従業員一人ひとりの自主的な意見や行動を尊重する姿勢を求めていることを示しています。また、「仲間と目標を共有できたとき」(32.9%)、「自由な働き方を許してもらえたとき」(31.0%)といった回答も多く、良好な人間関係、柔軟な働き方が、従業員の定着意向を高める重要な要素であることが明らかになりました。(図6)

リモートワークは、企業が優秀な人材を確保するために必須!
仕事を選ぶ際、約9割が「在宅勤務・リモートワーク制度」をチェック

今後仕事を選ぶ上で特に注目する制度・仕組みについて聞いたところ、「在宅勤務・リモートワーク制度」(87.3%)が圧倒的1位となりました。 このことは、企業が優秀な人材を確保し、定着させるためには、リモートワークの導入や拡充が必須の経営課題となっていることを明らかにしています。(図7)

そこで、リモートワークを経験者に、実際に経験してよかったことを聞くと、最も多かったのが「通勤時間やそれに伴う身体的・精神的負担がなくなった」(44.8%)でした。次いで、「家事や育児・介護など、プライベートとの両立がしやすくなった」(31.5%)、「職場での人間関係や通勤によるストレスが減少した」(29.1%)といった回答が多く、リモートワークがワークライフバランスの向上やストレス軽減に大きく貢献していることが判明しました。(図8)

有給・時間給の取りやすさを3人に1人が重要視!
「あってよかった」福利厚生とフリーランスという選択肢

実際に経験して「あってよかった」と感じる制度・仕組みでは、「有給休暇(取得のしやすさ、時間単位休暇含む)」(65.1%)、「健康診断・人間ドック無料/補助」(56.0%)、「産前産後休暇・育児休業(男性育休含む)」(33.7%)が上位となりました。働く女性は、いざという時のセーフティーネットとして、企業に健康や休暇に関する配慮を求めていることを示しています。(図9)

一方で、正社員という働き方に縛られないフリーランスという選択肢も、柔軟な働き方を求める女性にとって魅力の一つです。自分や家族の状況、ニーズに合わせて休みを自由に設定できます。
さらに、働く場所を自由に選べるリモートワークが基本であるため、通勤時間や場所の制約がなく、自身のライフスタイルに合わせた働き方が実現できます。また、保険や年金なども自分で選んで加入できるため、使わない福利厚生に費用が回ることもありません。企業が福利厚生費として従業員から一律で徴収し、社員全員に分配する仕組みとは異なり、フリーランスは費用を自分で管理できます。これにより、より効率的に、自身のライフスタイルに合わせた働き方を実現できるのが大きなメリットです。このような自由度の高さは、多様な価値観や働き方を尊重する現代の働く女性にとって、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

安心できる仲間とも出会える!?案件受注まで徹底サポート「リモラボ」

「リモラボ」は、世界中のどこからでも女性が集えて、学びから自走までオールインワンのサポートを行うリモートワーク実践スクールです。オンラインでスキルの学習のみならず、その後の案件受注やクライアントワークまで、再現度の高い実践環境を整えています。
また、交流しながら仕事が捗るバーチャルオフィスを設置。集中部屋や会議室などがあり、在宅でも人との繋がりを感じながら仕事に励むことができ、リモートワークでも安心できる仲間と出会える環境が整っています。

リモラボは2021年12月にサービスを開始し、現在はSNSや口コミから累計7,000名以上が参加。在籍者は続々と企業や事業主からの仕事を獲得しながら、それぞれのライフスタイルにマッチした新しい働き方を実現しています。
新規募集や無料体験入学のお知らせは、下記公式LINEからお届けしています。

https://liff.line.me/1657512767-rXxZxB0E/landing?follow=%40228lxysv&lp=Sg6puF&liff_id=1657512767-rXxZxB0E

リモラボ代表/講師 小森 優

スキル0の保育士から独立。SNSでは「こもりん」の名で活動。Instagram/X(旧Twitter)/LINE公式アカウントなど企業SNSの運用や監修を5,000件以上経験し、時間と場所の自由を得る。
リモラボでは、これまでの経験をもとに6,500名以上の”女性の選択肢を広げる”サポートを行うほか、フルリモートワークのSNSコンサルタントとしても活動している。
「令和6年度女性しごと応援ナビ」、「HAPPY WOMAN FESTA 2025」等、講師・登壇実績多数。
著書に「私たちは“通勤”を辞めました」、「作業が遅いで悩まなくなる 仕事術図解100」(2024,KADOKAWA)

Instagram:https://www.instagram.com/komorin_work/
X(旧Twitter):https://twitter.com/komorin_work

企業概要

会社名 : 株式会社リモラボ
所在地 : 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿
代表者 : 代表取締役 佐伯正邦
設立 : 2021年5月
資本金 : 5,000,000円
事業内容 : SNSマーケティング支援事業、オンラインスクール事業
電話番号 : 03-4560-6725
メール : info@remolabo.jp
Instagram : https://www.instagram.com/remolabo/
X(旧Twitter) : https://twitter.com/remolabo_jp
リモラボMagazine : https://media.remolabo.jp/
リモラボ公式ブログ : https://remolabo.co.jp/magazine/

【一般のお客様お問合せ先】
メール : info@remolabo.jp
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