一般財団法人 公園財団 Parks Japan.F
~夏の海浜部を彩る “砂丘の女王”~
砂丘エリアに咲くスカシユリ(2025年6月30日撮影)
国営ひたち海浜公園の「砂丘エリア」では、スカシユリが咲き始めました。花言葉「注目を浴びる」の通り、鮮やかなオレンジ色の花がひときわ目を引きます。強い日差しと潮風の中で力強く咲く姿から、“砂丘の女王”とも称されます。また、夏の砂丘エリアでは、絶滅や準絶滅が危惧される希少な動植物にも出会えます。
厳しい環境に適した花姿
赤褐色の斑点が特徴的(2025年6月30日撮影)
日本原産のスカシユリはユリ科ユリ属で、高さは20~60cm、海岸の砂地などに生える多年草です。花径8~10cmほどの杯状になり、鮮やかなオレンジ色の花を上向きに咲かせます。花弁の下方が細くなり、隙間ができて透けて見えることが名前の由来です。梅雨時に咲き始め、雨が花弁の隙間から落ちる花の形により、水がたまりにくくなっています。また、強い潮風に耐えるため、地を這うように低く育つなど、厳しい環境に適応した特徴を備えています。
【スカシユリ】
公園ボランティアによる保全活動
スカシユリの種を選別する様子(2025年3月28日撮影)
本公園内においてスカシユリは保護活動を実施しなければ、将来的に絶滅してしまう可能性のある植物です。公園では、2006年からスカシユリの増殖活動に取り組んでおり、人工授粉や採種、播種や苗の植え付け、ネットによる保護などを実施しています。これらの活動を行う公園ボランティアの「野生植物パートナー」は、希少植物の開花株数調査や圃場での育成、増殖活動など、年間を通して希少な動植物が生息・生育する砂丘環境を守る取り組みを続けています。
海浜公園ならではの希少な動植物
当公園の砂丘エリアは、久慈川から流出した砂が漂砂となり海岸に堆積し、その砂が北東風により押し上げられて形成されています。夏の砂丘エリアでは、茨城県で準絶滅危惧に指定されている植物「カワラサイコ」や「カワラナデシコ」、環境省で絶滅危惧に指定されている昆虫「カワラハンミョウ」など、海浜公園ならではの多様な動植物が観察できます。
カワラサイコ(2025年6月30日撮影)
カワラナデシコ(2025年6月30日撮影)
そよかぜ通信 2025初夏号国営ひたち海浜公園が発行している広報誌「そよかぜ通信 2025初夏号:希少な動植物 特集」
初夏の希少な動植物や公園ボランティアの特集を掲載しています。
(イベントは終了しております。)
【詳細はこちら PDF】
https://hitachikaihin.jp/wp-content/uploads/2025/04/soyokaze2025earlysummer.pdf
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター
国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市の太平洋岸にあり、春のネモフィラ、スイセン、チューリップ、初夏にはポピーやバラ、夏のジニア、ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、彩り豊な花々が四季を通じて楽しめます。また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、ジェットコースターなど多彩なアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」のほか、林間アスレチック広場やバーベキュー広場など、食事・スポーツ・ピクニック・・・遊び方は十人十色。魅力いっぱいの公園で、思い思いの時間をお過ごしください。
国営ひたち海浜公園 ひたち公園管理センター 広報係
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