入間市
~日記・手紙など貴重な資料で振り返る戦時下の日常、平和な未来への想いを込めて~
入間市博物館ALITは、アリットフェスタ企画展「戦争と入間の人々」を開催しています 。この企画展では、入間市の人々がのこした日記、手紙、出征兵士に関する記録など多数の資料を通じて、人々の日常の中にあった「戦争」の具体的な姿を振り返ります 。
本展は、単に過去の出来事を振り返るだけではなく、これらの貴重な記録を通じて、平和の尊さを再認識し、平和な未来を築くために私たちに何ができるかを来場者の皆様とともに考える機会となることを目指しています。
開催概要
戦争は遠い歴史の出来事ではなく、かつて入間の地に暮らしていた人々の日常の中に確実に存在していました。本企画展では、当時の人々が実際に書き残した日記や手紙、出征者に関する記録など、これまで市民の皆さんから入間市博物館に寄贈され、大切に保管されてきた資料を展示しています。
これらの資料からは、戦時下であっても変わらぬ人々の想い、家族への愛情、平和への願いが浮かび上がります。文字として残された一つ一つの言葉には、激動の時代を生き抜いた人々の生の声が込められており、現代を生きる私たちに多くのことを語りかけています。
同展の担当者は「戦争について『難しい』『重い』と感じる人も多いかもしれませんが、ここに展示されているのは私たちと同じ普通の人たちの記録です。年齢や立場を問わず、多くの方に足を運んでいただき、身近な地域の歴史を通じて平和について考える機会にしていただければ」と話しています。
実際に会場を訪れた来場者からは、「自分の祖父母の時代のことが身近に感じられた」「戦争が特別なことではなく、日常の延長にあったことがよく分かった」といった声が聞かれます。歴史に詳しくない人でも、一つ一つの資料が持つ力に引き込まれ、自然と平和への想いを深めているようです。
戦争を知らない世代が増える中、地域に残る実際の資料から学び、平和について考える貴重な機会となる本企画展に、ぜひ足をお運びください。
会期: 令和7年8月17日(日)まで ※休館日 8月4日(月)、12日(火)
会場: 入間市博物館ALIT (埼玉県入間市二本木100)
時間:9:00~17:00 (入館は16:30まで)
観覧料: 無料
展示内容
– 誰もが兵士となり、また銃後で戦争の遂行を支えていた時代に、入間の人々が使用した道具類や徴兵・出征関係の資料など
– 兵士の留守家族の写真や、入間から出征し、広島で原爆に相遭した人の日記、当時の町長の日誌などの貴重な記録類
– 「軍都」でもあった入間市の歴史とその後の姿を紹介。
– 敗戦後のジョンソン基地時代や、航空自衛隊入間基地の設置・拡張など、「戦後」の歴史にも触れています。
– 第29回「入間市平和祈念資料展」を同時開催。
– 展示に合わせて、解説パンフレット(250円)を製作。同館、入間市役所(B棟3階 市政情報コーナー)で販売しています。
入間市について
【狭山茶の郷から世界へ】入間市が描く「Well-being City」の未来図~伝統の茶文化と最先端のまちづくりが織りなす、心豊かな暮らしの新モデル~
首都圏から電車で約1時間。市内には緑豊かな茶畑が広がり、季節の移ろいとともに風景が変化する、どこか懐かしい景色が残されています。入間市は、商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた地域です。歴史ある茶文化を大切にしながら、現在では多様な文化や価値観を取り入れたまちづくりに取り組んでいます。
伝統と多様性が調和する、入間市ならではの景観
関東平野の自然に恵まれたこの地では、代々受け継がれてきた茶農家の手により、狭山茶が丁寧に育てられています。
一方で、米軍基地跡地を再整備した「ジョンソンタウン」や、大型商業施設「三井アウトレットパーク入間」などもあり、伝統と現代的な要素が調和したまちの風景が広がります。
こうした多様性こそが、入間市の大きな魅力の一つです。
🏆 SDGs未来都市としての挑戦「Well-being Cityいるま」
2022年、入間市は内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。
これを契機に、市は「健康と幸せを実感できる未来共創都市『Well-being Cityいるま』」をビジョンに掲げ、地域資源を活かした持続可能なまちづくりを推進しています。
同年10月には、地域の誇りである狭山茶の魅力を次世代へとつなぐため、全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」を施行しました。
市民・事業者・行政が連携し、地域文化の継承と活性化に取り組んでいます。
💡 未来の「原風景」を描くプロジェクト
「心豊かでいられる、『未来の原風景』を創造し、伝承する。」
この想いのもと、入間市では、変化の激しい時代においても、人と人とのつながりや、地域固有の風景・文化を大切にしたまちづくりを進めています。
従来の枠にとらわれず、市民とともに未来を描く取り組みは、今後もより良い地域社会の実現を目指す一助となることを期待しています。
https://www.youtube.com/watch?v=pW2egzDwMXc
📊 注目ポイント
– 商業的茶産地としては日本最北、400年の歴史を持つ狭山茶の産地
– SDGs未来都市(2022年選定)としての持続可能なまちづくり
– 狭山茶文化・アメリカンカルチャー・都市型商業が共存する多様な都市景観
– 市民と共につくる「Well-being Cityいるま」のビジョン
– 全国初の「おいしい狭山茶大好き条例」による茶文化振興と継承
▼企業などからの、入間の地域課題解決のための提案フォームはコチラ
いるま未来共創ラボ https://www.city.iruma.saitama.jp/gyosei_joho/purpose/10547.html
基本情報
■ 入間市役所
所在地:埼玉県入間市豊岡一丁目16番1号
電話:04-2964-1111(代表)
《リンク一覧》
入間市公式ホームページ(https://www.city.iruma.saitama.jp/)
X(旧twitter)(https://twitter.com/_irumacity)
YouTube(https://www.youtube.com/c/irumacity)
LINE(https://line.me/R/ti/p/@irumacity)
【本件に関するお問合わせ先】
事業内容:
入間市博物館アリット
入間市二本木100
TEL:04-2934-7711
その他:
企画部 秘書広報課:中村、遠山
入間市豊岡1-16-1
TEL:04-2964-1111(内線3122/ir111000@city.iruma.lg.jp)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ