「器用なニット」の新星・テイスト・名脇役
気づけば毎日のように「どこかにニット」のシーズンが到来。そんなニットに飽きないために、もっとかわいく着こなすために。ニットの新星・テイスト・名脇役。着こなしの軸としてよく働いてくれる、押さえておきたいタイプのニットをご紹介します。
注目の新種は「バラクラバ」
ストールとフードの間を担う「器用なニット」。
今季のニットを語るうえで欠かせない新たな響き「バラクラバ」。意味は昔から知られるフードのような防寒具。コートを飾るように仕込んだり、ストールがわりにとり入れたり、スタイリングの鮮度が確実に上がるニット界の新星。ニットアップとバラクラバ。すべて同素材のトリプルセットでスタイリング。かぶってキャッチーに、首に巻いてストール風に。
メンズというより「ダンディなニット」
逆に女性らしさを引き立てるメンズというよりダッドなニット。
品格を高めるバイカラーと行儀よく並んだゴールドボタン。ある意味トレンドになりえない。あたり前のような存在のニットだから、選択肢も自由でいい。たとえば粗い風合いで渋い配色のカーディガン。洒脱な紳士の気分で、ムードたっぷりな着こなしを。
賢い脇役・ゆるくない「スリムなニット」
スリムなニットトップス＆スカートでフォルムはストイックに。
主役のコートを美しく支えるスマートな役回り。ゆったりとしたニットもいいけれど、キャッチーなカラーやボリューム感のあるアウター、思い切りのいいロングなど主役たるコートも際立たせるには、やっぱりスリムなニットの存在も不可欠。ライトグレーとチャコールでＩラインをつくった、それとなくワントーン。ミントコートとバッグもややくすんだ色合いで、スモーキーな配色を堪能。
（コーディネートのプライスを含めた一覧）
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