衣替えシーズンを間近にしても、急激に寒さが増すような予想がつかない季節の変わり目。この不安定な気候をポジティブにとらえ、コートで試しきれなかった新しさに挑戦。春目前のどっちつかずの季節、お気に入りのコートにスポットライトが再び。
冬と春の間だから成立する「多種多様なコート姿」
ロングからショートまで、コートの丈のバリエが広がった今季。防寒重視の真冬にはできなかったミニ+タイツの合わせやヒップが隠れるほどのミドル丈の活用方法など。コートを着尽くした今でも新たな気持ちで試せるアイディアを4つのトピックに分けておさらいします。
01_ジャケット感覚で「腰まわりが隠せる」ミドル丈
正統派パンツを合わせて「より整ったハンサムに」
ワイドパンツの日でも足まわりがもたつかないミドル丈のピーコート。レギンスやタイツでほっそり見せるのも旬だけど、ゆるめのキレイなパンツで洒脱なメンズっぽさも出せるアレンジも。色もサイジングもそろえれば、Iラインが強調されてセットアップかのように洗練された仕上がりに。
ネイビーメリノウールピーコート 42,900円/FRAY I.D(FRAY I.D ルミネ新宿2店) 白ロングスリーブトップス 2,860円/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) ネイビーファルマブラザーパンツ 57,200円/カオス(カオス丸の内) 白ショルダーバッグ 8,250円/カカトゥ(アンビリオン) オフ白ハイカットスニーカー 18,700円/Reebok ウエストを絞れるベルテッドデザイン。
02_ビッグシルエットに頼って「春注目のミニ」
ルーズなすそに反して「中はすっきりとしたLADY」
ロングコートの長いすそでおおい、旬のミニを気負いなく。ミニの緊張感がなごむほか、コートとボトムのすそ位置のギャップにより脚が長く見える効果も。リブ編みのタイツや首元に巻いたスカーフにより、かわいさよりも大人っぽくまとめて。
ダークモカコクーンロングコート 17,600円/KBF(KBF ルミネエスト新宿店) 黒リブタートルネックトップス 31,900円/FLORENT ベージュミニスカート 55,000円/ボーダーズ アット バルコニー ブラウンドットスカーフ 7,920円/パオロ アルビザッティ 黒リブタイツ 2,640円/靴下屋(タビオ) 黒ポインテッドトゥパンプス 34,100円/PIPPICHIC(ベイジュ)
03_これ以上ない面積を利用して「色を着る」
鮮烈な赤コートをシックに落とし込むネイビー
さっと肩がけし、着流す程度でさまになるのは面積の広いコートならでは。赤でリンクさせたバッグを首からさげて、色の迫力を気負いなく。赤以外の色は黒よりも調和がとれ、黒同等に落ち着くネイビーでまとめ、派手な色でも浮かれず冷静。
ネイビーニットトップス 16,940円、ニットスカート 17,930円、ニットパンツ 19,910円/以上ReNAVE(NAVE) 共布ベルトつき赤ロングコート 171,600円/ポステレガント ピアス(片耳) 44,000円/リューク バッグ 8,580円/BATTLE LAKE OUTDOORS(メイデン・カンパニー) ロングブーツ 38,500円/TSURU By MARIKO OIKAWA
04_包み込んでくれるから「肌感を先取り」
素肌を適度にのぞかせ上質なリラックスムードに
タンクトップの上から地厚なガウンをずるっと羽織って、風格のあるカジュアルスタイルに。ライトアウターではまだためらってしまうような肌見せもコートの暖かさなら安心して試せる。首元がなだらかに落ちるショールカラーのコートなら窮屈感もなく、肌感による抜けづくりに貢献。
黒ロングコート 143,000円/ソブ(フィルム) 白シルクベルベットトップス 86,900円/ATON(ATON AOYAMA) ブルーストレートデニムパンツ 14,300円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン) 黒ショートブーツ 16,500円/Mila Owen(ミラ オーウェン ルミネ新宿2店)
(完全に冬がさってしまうその前に)
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