親しみやすい、品がいい、凜としていてクールなど…。スタイルを決定づけるうえで、髪も大事な要素のひとつ。ストレートかウェーブか、質感はドライかツヤか。髪のニュアンスだけで見違えるアイディアの数々と、注目のプロダクトを掘り下げます。
髪のプロが実践する「惹かれるニュアンス」のつくり方
日々のサロンワークで、旬の髪型を生み出し続けるヘアスタイリストの声をピックアップ。今っぽく、オシャレな空気を漂わせられるヘアのオーダー方法や自宅でできるアレンジを伝授。
【RECOMMENDER】
LOAVE AOYAMA ヘアスタイリスト 齋藤 愛さん (@ai___saitoo)
ボブやマッシュ、マッシュボブ、うねうねパーマなど、レトロな雰囲気の漂う大人ガーリーなスタイルが得意。
「髪のキメ」を磨くお気に入り
〈右〉メイソンピアソン ハンディブリッスル 28,600円/オズ・インターナショナル 硬い毛質で知られる猪毛を使用。髪の通りがよく、静電気を防ぎながらブラッシングが可能。
ボディの保湿にも使える「マルチユース」
〈左〉トゥーグッド マルチベネフィットオイル 01 Purification of Mind 50mL 3,850円/シン ピュルテ ドライヤー前はもちろん、スタイリング時にもつけやすくシーンを選ばないテクスチャー。体にも使用可能。
「つくりこみすぎない」質感がつくれる
「とかすだけでキレイなツヤが出る〈右〉メイソンピアソンのブラシは、切りっぱなしボブなど面を美しく見せたい髪型にぴったり。スタイリング剤は、〈左〉シン ピュルテのヘアオイルを愛用中。ベタベタにならずちょうどいい束感がつくれます。オイルとバームを3:1の比率でまぜて使うと、より今っぽい雰囲気に。柑橘系のフレッシュ感から心癒されるウッディーノートに移ろう香りも最高で、お客様からも好評です!」(齋藤愛さん・ヘアスタイリスト)
「髪のパサつき・白髪が減った」3つのアイテム実体験レポート
パサつきのないさらりとした指通り、スタイリング剤いらずのツヤのある質感などメイクとは異なり、日々の積み重ねによって仕上がりが変わる髪の毛。髪もファッションの一部としてケアを欠かさずいつも美しい髪をキープしているファッション業界のプロたちにその秘訣を伺いました。
【RECOMMENDER】
JUNNAさん(ETRE TOKYO クリエイティブディレクター) 作り込んだ感のない自然体なヘアスタイルが理想。髪をしっとりさせすぎず、ほどよくおさえると同時に、リラックスできる「香り」を兼ねたヘアケアアイテムが好み。
トリートメントはブラシとセット
使用頻度が高いものは成分にこだわり、刺激の少ない植物系界面活性剤を使用した“ユメドリーミン”のトリートメントを使っています。毛先になじませたあとに全体につけ、“ビュリー”のコームでとかすのが私流。コームでとかすことで、毛の1本1本に浸透するので洗い上がりがしっとりする。
白髪にピンポイントで効く
白髪ケアができるものはないかと探して見つけ出した“ユメドリーミン”の頭皮用セラム。洗髪後、頭皮マッサージをしながらこれをつけ、ドライヤーで乾かしています。白髪が減るだけでなく、ふんわりとした仕上がりになるのでお気に入り。シトラスの精油入りでいやされます。
ダメージレスでストレートにしたいとき
ストレートスタイルを楽しみたいときには、ブラッシングするだけで自然なストレートになる“H2 ONEST”のブラシを使います。ヘアアイロンだと使い続ければ続けるほど髪が硬化してしまうのがいやで、しばらくはストレートヘアから遠ざかっていたのですが、これは赤外線ヒーターとマイナスイオンでケアも兼ねるため傷みを気にすることなく使えるのが魅力。パーマとまちがえられるほどのクセ毛ですが、ツヤのあるまっすぐな髪にすぐに仕上がります。
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