シンプルな服だけで「また同じに見せない」着方・合わせ方のテクニック


着慣れた服に新鮮味をもたらす、ちょっとひねった選びや着方のアイディアをご提案。こなし方を変えてみる、新たなアイテムの+1、〇〇だけのマイナーチェンジなど。リアリティはありつつ凝った印象へ導く多彩なアレンジで、オシャレの可能性を広げてみませんか?



着方でつくる「意図的な適当感」

わざとずらす、きっちり留めないなど。優等生ではない着方によってこなれ感につながる隙が誕生。自由なマインドで向き合うことで “いい味”に。



ボタンをすべて中途半端に開けラフさを回避

差し色もトーンをそろえて淡ピンク

そもそも品がよく、だからこそ無難にそでをとおすと地味にも陥りやすいベージュのシャツ。えりとすそは極力ボタンをとめずに、そではまくらず、開けたまま。「ねらった無造作」をもって、ワントーンに動きがついて新鮮。



「似たものどうしをレイヤード」

同じ形をあえてもう1枚重ねることで、シルエットはそのまま単調に見えない奥行きをメイク。中でも今季注目のシアーな素材はニュアンスをつくりやすく、中に着ているものが透けるおかげでおのずと一体感が誕生。


「どっちもV」の首元でつくる軽やかさ

ゆるいのにキレのあるルックスに

ジレとスカートの色をそろえて、縦長を意識。Vネックを重ねることで、それぞれ1枚よりもシャープさが増し、さらなるすっきり見せを実現できる。



(TOPICS)
【1】「すそからのぞかせる」意外性
【2】着方でつくる「意図的な適当感」
【3】「似たものどうしをレイヤード」
【4】折り返すのは「すそではない」
【5】半そでに「あえてのブーツ」



(増やすのは、服の数よりアイディアの数)
【全10選の一覧】≫コーディネートに幅が出る「着方の小ワザ」シンプルな服にこそ効く「シンプルなテクニック集」