進化したシャツ&ブラウス、これからのねらい目は? キレイなのにお堅くない、華やかなのに派手じゃない。そんな「ちょうどいい」6つのタイプをご紹介。
(CONTENTS)
1.シャツ・ブラウスの新傾向
2.気になるスタイルも「気にしなくていい」シャツ・ブラウス
3.秋からのTシャツは「ブラウスのような可愛いTシャツ」
【1】
「首元に飾りのある」ブラウス
クラシカルなムードに回帰した今季は、ネックレスを飾る感覚でまとえる「首元」でデコレーション。デザイン自体よりとり入れる場所にこだわって、顔の印象まで華やかに。
ロングタイでハンサムなLADYに
黒タイつきブラウス 18,700円/RIM.ARK(バロックジャパンリミテッド) サスペンダーつきパンツ 33,000円/シーニュ ベレー帽 3,300円/ジャーナル スタンダード レリューム(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店) リボンにしたり、ウエストひもにしたり。アレンジ自在なロングタイを、ハンサムな装いに合わせてネクタイ結びに。縦落ち素材でタックINもしやすい。
【2】
スタイルUP・カバーを両得できるブラウス
ヒップが隠れる丈感と、高めのウエスト位置で絞りを入れることで、脚を長く見せるペプラムシルエット。
脚長効果も得られるペプラムライン
白ペプラムブラウス 32,000円/シーニュ デニムパンツ 42,350円/バレナ(エリオポール代官山) バッグ 20,900円/BRIE LEON(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) シューズ 81,400円/ル モンド ベリル(ビショップ) かわいくなりがちなフレアシルエットを、立体的なパワショルでモードに転換。くびれた形でデニムを女っぽく。
【3】
「ビッグシャツを暖かみのある素材に更新
コーデュロイやデニムなど、ヴィンテージライクな風合いでシャツ自体を正統派から脱却。深みのある生地と大きめのサイズで、肌寒いときの手軽な羽織りとしても重宝。
ベージュコーデュロイシャツ 20,900円/ヘルシーデニム(ゲストリスト) 白ニットトップス 11,550円、白ニットレギンス 12,650円/ともにルージュ・ヴィフ(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ有楽町店) スカーフ 19,800円/マニプリ サンダル 24,200円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店)
【4】
「ボタンのない」シャツ・ブラウス
シャツは比翼仕立て、ブラウスはロンTのように気楽に着られてエレガントなデザインに注目。余計な装飾をそぎ落とすことで、個性派ボトムも身近な存在に。
タートルネックニット感覚でミニスカートをレディへ昇華
白スタンドカラーブラウス 7,990円/UNFILO ミニスカート 18,700円/ルージュ・ヴィフ(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ有楽町店) 白バッグ 11,550円/アダム エ ロペ ネイビーソックス 1,210円/ビームス ボーイ(ビームス 銀座) ピアス 19,800円/ココシュニック オンキッチュ(ココシュニック) ローファー 84,700円/へリュー(ショールーム セッション) 後ろ側にボタンを配したことで、前から見るとプルオーバーのような見た目に。
【5】
「ボリュームスリーブ」が復活
この秋はカジュアルなドレスアップにも適した、ボリュームスリーブのブラウスの人気が再燃。
ハーフ丈のボリュームそでならワイドパンツとすっきり整う
黒のパンツを微糖に飾る、寒色のブラウス。細かいチェック柄がレトロなムードへ促し、コンサバなスタイルを親しみやすく。
ギンガムチェックパフスリーブブラウス 36,300円/ロンハーマン 黒センタープレスパンツ 66,000円/セラードアー(エリオポール代官山) チョーカー 24,200円/Wolf Circus(ZUTTOHOLIC) 白バレエシューズ 31,900円/SPELTA
【6】
カーディガンのような「フロント開き」
ボリューミィなボレロ1つでドレスライクな見た目が成立
タンクやTシャツの羽織りとして着る前提のシャツ&ブラウスが新鮮。ボレロのようにひっかけたり、カーデのようにまとったり。整え役となるデザインは、どんな色にも合う白か黒で。
白ボレロブラウス 26,400円/マリリンムーン(マリリンムーンオンラインストア) 白キャミソール 6,930円/SeaRoomlynn 白ベロアスカート 22,000円/TODAYFUL(Life’s 代官山店) シルバーフープピアス 各18,700円/e.m.(e.m. 青山店) 1点で華やぐ、パフスリーブのボレロブラウス。同系色の装いに重ねることで、構築的なドレス風に仕上がる。
気になるスタイルも「気にしなくていい」シャツ・ブラウス
気になるヒップラインが隠れる丈感、体全体をシャープに印象付ける大胆なスリット入りなど。体型カバーに優れた要素を含みつつも、直線的なシルエットを演出する素材感や柄。「長すぎない・ゆるすぎない」ちょうどいい形のトップスを厳選。
まずはスタンダードな白で丈感を変更
ホワイトシャツ 16,500円/ビーミング by ビームス(ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY) バックにギャザーを入れることで女性らしさとゆったり感を獲得。
パフスリーブがやわらかさを演出
ベージュパフスリーブトップス 30,800円/エイチ ビューティー&ユース 広く開いたえり元のギャザーを、長さのあるタフタ生地でいっそう立体的に。肩を落とせばオフショルダーとしても着られる。
立体スリーブで個性を加算
白ギャザーロングスリーブTシャツ 23,100円/PHEENY シアーな素材感に加えて、そでにわずかなふくらみをつけたブラウス見えするたたずまい。長めの丈ながら、落ち感のあるとろみ素材なので、タックインしてもキレイ。
ブラウスのようなジャケット
グレーバルーンスリーブジャケット 46,200円/ラム・シェ(ブランドニュース) 辛口なテーラードデザインに、お堅いグレー。その中で1点、そでにふくらみを持たせることで、大人にもちょうどいい甘さに仕上げた好バランスなデザイン。
ぶかっと着られるビッグシルエット
ブラウンストライプシャツ(ブラトップつき) 42,900円/Venit(ハルミ ショールーム) 体が泳ぐサイズ感でメンズライクな雰囲気に。同色柄のブラトップつきでインナーにも悩まない。
端正に映る胸元のタックデザイン
グレーシャツワンピース 38,500円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店) つつましい印象の淡いグレーを、ボックスプリーツのようなタックで淑女に。
羽織りも兼任するワンピース感覚で
ライトブルーシャツ 42,900円/サクラ(インターリブ) 肩ひじ張らずにシャツを着こなせるBIGシルエット。ワイドパンツと合わせるほか、ワンピ感覚でレギンスや細身のボトムを合わせて着るのにも最適で、ミニボトムにも好相性な長い丈。
ベージュ系の中でも使いやすい色味
シャツワンピース 66,000円/ウィム ガゼット(ウィム ガゼット ルミネ新宿店) ベージュでも引き締まって、より上品に見えるキャメル。生地のハリ、縦落ちの形がシャープな表情を演出。
ウエスト位置より高めのギャザーでスタイルUP
白ロングシャツ 29,700円/アルアバイル 自然なくびれをつくれる、ウエストのギャザーがアクセントに。ヒップラインが隠れる丈ながらも、両サイドにスリットを入れることで、脚も長く見える設計。
白のロンT感覚で使えて「きちんと見えるバンドカラー」
バンドカラーシャツ 28,600円/Graphpaper(グラフペーパー 東京) 素材には超長綿系の細番手で織り上げたブロードクロスを使用。ドレープの効いた美しいボディは上品なツヤ・ハリ感をもち、手ざわりはドレスシャツのようになめらか。ワイドかつ着丈が長すぎない、すそを入れても出してもバランスがとれるボックスシルエット。
秋からのTシャツは「ブラウスのような可愛いTシャツ」
ブラウスのように上質な風合い、目にとまる装飾や、スタイルアップに効くシルエット。着回しのきく定番のTシャツに加え、さらにその枠を超えたデザインTシャツに注目。
バランス上手なレイヤード
グレーレイヤードTシャツ 15,400円/någonstans それぞれすそがアシンメトリーになったオーバーサイズのTシャツとショート丈のタンクトップは、別々でも着用可能。
ケープ風の大きなえり
白ケープデザイントップス 8,690円/TRECODE(クロシェ) ブラウスのように柔らかく軽やかな生地で、無地の白に躍動感を。ケープ風のエレガントなデザイン。
ふわふわとしたリッチな毛足
黒フリンジTシャツ 30,800円/BEIGE,(オンワード樫山 お客様相談室) ノースリーブのシャープな肌感にマッチするふんわり感。首からそでにかけて、立体的なフレンチスリーブに。
美脚を促すフレアライン
黒フレアTシャツ 20,900円/ebure(ebure GINZA SIX 店) 通常のウエスト高めに切り替えをつくったことで、腰の位置も上がって見えてスタイルUP。さらにゆったりとしたそでは腕の華奢見せ、フレアになったすそもウエストまわりを細く見せてくれるという、メリットの多いデザイン。
白Tのようにカジュアルでブラウスのような甘さ
白ハーフスリーブスエット 30,800円/ブリル(ブリル ニュウマン新宿) 丸みのあるシルエット、フリルのようなそでのフェミニンなデザインと、カジュアルなスエット地がマッチ。肉厚な生地の半そでは、微妙な気温の時季にも好都合。