軽快なシルエットや素材を選ぶいま、装いに重みを与えるダークトーンに着目。夏に似合う意外性を秘めた暗色を用いて、新たな配色パターンを拡大。
重くるしく見せない「ブラウンの使い方」
「正統派」という言葉が似合うブラウンは、黒と合わせることで一段とヴィンテージライクな風合いが強まる。リネンやサテンなど軽やかな素材からとり入れると、ダークカラーに抑揚が生まれるメリットも。
正統派ジャケットのお堅さをゆるめるブラウンの効能

黒ジャケットの緊張感を適度にほどくなら、黒でも白でもなくブラウンが適役。インナーは軽快なタンクトップにすることで、ひっかけたジャケットから素肌がのぞき、ビターな配色の抜け感として作用。
やわらかなリネンスカート

ニット+リネンのソフトな素材がどこかモダンな面持ちに。濃色によって輪郭がふちどられて境界線がきわ立つから、Aラインスカートの膨張見えを回避できる。
マニッシュなとろみシャツ

いつもの白シャツをブラウンのサテンに更新してカジュアル以上へ。ボタンを上まできっちりとめた着方も、マニッシュを加速させるギミックに。同色の細身ベルトで引き締めて、さりげなくメリハリづけ。落ち着くトーンの硬派なワンツーにサテンの光沢を添えて華やぎを。
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全20スタイルの一覧】≫夏こそ「重い色」涼しい服をキレイに導く「ブラウンのポテンシャル」
