「第二の肌」のように纏う香り
10月16日、アニエスベーから待望の新作香水が登場。デザイナーのアニエス・トゥルブレが調香師アイザック・シンクレアと紡いだのは、まるで愛する庭を訪れるような、繊細で真摯な香りの物語。
「部屋を出た後も残る香水は好きじゃない」
アニエスが68番目に見つけた、控えめで本物の香り
「私は、人が部屋を出た後も香りが残るような香水が好きではありません。繊細で、さりげなく、本物の香りが欲しかったのです」とアニエス自身が語るように、今回のフレグランスは「第二の肌」のような存在感。主張しすぎず、でも確かにそこにある──そんな絶妙なバランスが魅力。
完成したのは68番目。偶然が必然に変わった瞬間
当初、チュベローズを中心にしたシンプルな香りを目指していたふたり。でも季節が移り変わるたびに、アニエスが庭から摘んできた花々との対話が重なり、香りは次第に自由で、ロックな表情を見せはじめる。そしてたどり着いたのが、明るく繊細な「シリンガ」。
最終的に完成したのが68番目のバージョンだったのは、運命としか言いようがないこと。1968年、パリで起きた五月革命はアニエスの原点。「68」は彼女にとって自由の象徴なのです」※1968年5月、パリで起きた学生運動(いわゆる五月革命)はアニエス・トゥルブレに大きな影響を与え、のちにアニエスは「そのとき、私はストリートにいた」と語っている。
香水の世界では「無言の花」と言われるシリンガ、別名バイカウツギは、そのエッセンスを抽出することができないもの。調香師のアイザック・シンクレアは、この花のもつ光と影の間のあらゆる繊細さを再現するアコード(香りの調和)を通して、見事にその香りを表現。2つの香りに共通する糸、それはアニエスベーがアイザック・シンクレアと共に思い描いたシリンガのスピリット、すなわち「自分らしくある自由」。
ヴェルサイユ宮殿の柱から着想を得たボトル
ゴールドとピンクのボトルは、アニエスが愛するヴェルサイユ宮殿の柱を思わせる幾何学的なフォルム。パッケージの内側には、彼女の庭のマグノリアとライラックが隠れているという、遊び心あふれるディテールも。
le Parfum(ル パルファン)


フローラル ウッディ ムスク
100ml 17,600円 / 40ml 8,470円
春の朝の庭のような爽やかさからスタート。グリーンティーと弾けるレモン、ピンクペッパーのきらめきの後に、太陽を浴びた白い花のブーケが優しく包み込む。サフランのドライな温かみが、パウダリーなヴェールの中で優しさとロックを融合させる、自分らしさを物語る香り。
l’Eau(ロー)


フローラル グリーン ムスク
100ml 15,400円 / 40ml 7,590円
ジューシーな梨とスイートピー、太陽のようなネロリで始まる、フレッシュで生き生きとした香り。シリンガ、ピオニー、ジャスミン、マグノリアが水彩画のように滑らかに開花し、素肌のような儚いラストノートへ。自発的で明るい、等身大の美しさ。「シンプルで、でも美しいボトルにしたかったのです。ずっと長く愛されるものであるように」──その言葉通り、時代を超えて愛される佇まい。
【発売記念キャンペーン】
agnès b. Japan LINE公式アカウントの友だち追加&ID連携で、ミニボトルがもらえるチケットをプレゼント。
期間:2025年10月16日(木)〜11月18日(火)
配布は各店舗先着順・数量限定
お問い合わせ
アニエスベー TEL: 0120-744800